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部落解放同盟の成塚靖春という男

最近は滅多に名前を聞かなくなった同和団体や部落解放同盟と言う名の人権団体。4、50年前は飛ぶ鳥を落とす勢いで、猫も杓子も団体名を名乗り、警察も役所も政治家も平伏していた時代があった。あの勢いを止められなかったのである。

唯一彼らが頭が上がらなかったのが、力のあるヤクザたちだった。今でこそヤクザは暴力団と呼ばれ、人権も名声も根こそぎ潰されつつあるが、彼らの持つ暴力性は動物の本能が持つ弱肉強食の食物連鎖が基本になってるから、法のない世界では、何よりも強いのである。

昔はヤクザに汚れた部分を処理してもらいながら、一心同体で伸びてきた者たちが、ある時から「過去は問わない」という警察の甘言に甘えて、仲間を裏切る男たちも増えた。しかし、そういう奴らは、表向き普通人を装っているが、裏では相変わらず人を騙したり裏切ったりしている者が多い。

総会屋は完全に上場企業から追放され、業界から消えてしまった。その利権は一部の弁護士と警察OBで分け合っている。しかし、弁護士や警察OBも企業から報酬をもらってる以上、外からの攻めには役に立つかもしれないが、内部の腐敗に対しては警告にはなっていない。

また同和団体と部落解放同盟に対しては、一部に予算というのか、利権というのか、大手企業と特別な癒着の関係は一部で残っており、警察も深くは追及しない関係であるようである。

筆者が昔から言ってるが、「生活保護」に関しての利権と言うのか、役所が受給者に関して直接調べるのは非常に厳しく、そう簡単には支給されないそうである。ところが、解放同盟や同和団体の推薦があれば、簡単に通すのである。

それで手数料稼ぎしてる者もいる。中には貰う資格のない外国人が含まれていたりもするのである。過去には「歩く3億円」と呼称された尾崎清光という怪人物もいた。余りにも恨みを買って入院中に射殺されたが、迷宮入りになった。

本日の主役は、部落解放同盟の成塚清治翁である。成塚清治翁は、部落解放同盟の中興の祖である上杉佐一郎氏の番頭であったそうである。当然地元である麻生太郎財務大臣も昵懇である。麻生太郎大臣直接と言うより、麻生太郎事務所の最高顧問をしている中野喜一郎という人物と昵懇らしい。成塚翁は著名な人権団体の長であるから、顔は広いらしいのだが、行儀が悪いらしい。顔が広い話を一つ。

去年だったか芸能界のトップに君臨する北野武(ビートたけし)さんがフランスからレジオン・ドヌールという名誉ある勲章を頂いたことがあった。あれは成塚翁が、小泉総理時代の秘書官だった飯島勲氏に「ビートたけしにフランスの勲章を貰ってくれ」と頼み引き合わせたのだそうである。

北野武さんは、その時は辞退したらしいが、気が変わったのか後日受けることを受諾(お願い?)したらしい。北野さんは色んな分野に才能が長けた人だから、外国から勲章をもらっても何等違和感はない。成塚靖春翁が北野氏に恩を売りたかったのだろう。だから成塚翁の御成門の事務所には、これ見よがしに、二人の写真が飾ってあるらしい。北野武さんもいい迷惑であろう。それにしても飯島勲さんて力があるんだねー。

成塚翁の行儀の悪い話。成塚翁と関東建設(解体業者最大手)の須永洸会長との癒着。昨年、横須賀にあった東京電力の解体を安藤間組が受注したのを、安藤間組の顧問が神戸松浦組の二代目だった笠岡和雄氏に相談した。笠岡氏はある人間に相談し、成塚翁と引き合わせて貰い、顧問と関東建設の須永洸会長をジョイントした。

ところが関東建設は、安藤間組に名義が無い。そこで慌てて関東建設を安藤間組の名義人として解体を受注させるも、笠岡氏らには一円も渡さなかったらしい。本人は請負金額の20パーセントをキックバックさせたらしい。汚い爺さんである。あの世に持って行けるわけでもなかろうに。因みに笠岡和雄氏は、松方弘樹元夫人であった仁科明子さんに対する恐喝未遂で現在服役中である。今年の暮れには娑婆帰りするそうである。

そういえばオリンピックスタジアムになる予定の国立競技場の解体工事は関東興業が取ったけど、談合だと騒がれたなー。今思えば、麻生太郎事務所の中野喜一郎最高顧問→成塚靖春部落解放同盟会長→須永洸関東建設会長というラインで一仕事したわけだな?

国民が一致団結して主催し夢と感動を期待するオリンピックも、一皮むけばどす黒い光が見え隠れするんだねー。大人の世界は嫌だねー。次回は手の付けられないシャブ中娘の話をしよう。

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