友達が　1人もいない　メッセージ　～拝啓昔の私へ～

　私には友達が1人もいない。元気にしてるか４１日前の私よ。急に言われてもびっくりするよな。私は４１日後のお前だ。驚くなよ。お前は今日から毎日noteを投稿することになる。そして今日は毎日note４１日目の記念としてこうやってお前に手紙を書いているわけだ。ん？だったらなんで区切りのいい４０日目の昨日やらないんだって？忘れてたからに決まってるだろ。

　まずお前は私が４１日間も連続で投稿をしていることに驚いているだろ。だって今のお前はたまにしかnoteを書いてないもんな。気持ちは分かるぞ。noteを始めてみたものの何を書けばいいか分からないから勉強系の記事を書こうと思ってちゃんとした世界史の本まで買って勉強したのに本の内容がお前が阿呆すぎて分からなかったんだよな。

　そもそも学生時代から人間としての研鑽を怠り水死体の如くブヨブヨだった刻苦勉励の対極にいたお前は人に学びをもたらしていい人間ではないんだ。それに第一記事は全然読まれなかったし戦線離脱するには十分な惨劇だろうな。でもよく思い出してみろ。そもそもお前はなにかをやって初めからうまくいったことなんてなかったじゃないか。そのことは立ち食いそば屋で働くことになっての初仕事で死んでたイタチを捨てに行かされたことからも分かってたはずだろ。

　それに今のお前は妄想の支配下に置かれた植民地的な日常を送っているようだが現実ではドラマで警察に挑戦状をたたきつける爆弾犯が住むような汚い部屋でベルトコンベア式の毎日をただ消費しているだけでなにもしてないだろ。このままでいいのか？ただでさえ親族からゴキブリに匹敵する嫌悪の象徴としてガラスの仮面ぐらい白い目で見られてるのにこのままだと好感度が放射能と同じになるぞ。もうお前にはnoteしかないんだ。書け。

　何を書けばいいか分からないだって？ヒントだったらお前の歩んできた道のりにすでに転がってるよ。暗黒の学生時代から現在の実写版地獄絵図な毎日を全て思い出して一般人とお前とで決定的に違う部分が一つだけあるんだ。考えてみろ・・・そうだ。

お前には友達が1人もいないんだ。

　確かにお前の俺が俺がの闘争本能を精子だった時代に全て使い果たしたことによる向上心の枯渇は深刻な問題だ。でもそれは決して誰のせいでもなくお前のど真ん中に穴がぽっかりと開いたドーナツでしか許されない形状をした性根の問題だ。はっきり言うがお前はダメ人間だ。お前は物語の主人公なんかでは決してない。惑星で言うならば土星。教室で言うならば地学室。県で言うならば島根。もう一度言うお前は島根県だ（すみません島根のみなさん）。でもそのダメな部分が武器になるんだ。

　最近書いてる記事はnoteを始めたときとは比べ物にならないくらい読まれてるし、なにより全ての記事がお前の油性ペンで書いたのかと思うほどに消し去れない黒歴史から生まれた記事だ。お前のネズミ色のドブネズミ人生を清算できるのはもうnoteしかないんだ。知識の吸収や叡智の鍛錬を目的としたnote界に現れてしまった生態を脅かす外来種的なnoterとしてただひたすらに書くんだ。

　すまないちょっと言いすぎたな。だけどnoteを毎日書くことでお前はきっと救われるぞ。だから今日から書いてみな。ちょっとルール違反だけどお前がこれから書くことになる最初の記事を載せておくぞ。読んだらびっくりするぞ。スキが１００超えたんだぜ。頑張れよ。