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これを考えるだけで理解力が伸びる勉強法

なにか参考書や教科書を読むとき、睡眠はたっぷりしたのに眠くなったり、頭に入らないということはありませんか?

読んでもこの知識を使える気がしない、すぐ頭から抜ける。せっかくやったのに悲しいですよね。

それは勉強への態度が受け身になっているからではないでしょうか。

今回はアクティブラーニング(積極的学習)のやり方について書いていこうと思います。


アクティブラーニングとは

生徒が受動的にならず、能動的に学ぶことをいいます。例えば授業で先生の話を聞くだけではなく、生徒同士が考えたことを発表したり、話し合いをして理解を深めあうことを言います。

そのアクティブラーニングを個人でも活用する方法を書きます。

アクティブラーニングのテクニック

それは大きく分けて二つあります。

①再言語化

②想起

今回は再言語化を紹介します。

再言語化とは

読んだものを自分の言葉に置き換え理解力を高めることです。そして再言語化の中にテクニックがあります。

ティーチングテクニック

ティーチングとは学んだことを人に教える手法です。ちょうどこのnoteがこれにあたります。

人に教えるのは自分が理解している必要がありますし、相手に正しく伝えなければならないプレッシャーでモチベーションも上がります。

しかし教える相手がいない場合どうすればいいか、その解決方法もあります!

教えるつもり学習法

教える相手がいなくてもつもりでOK!

それを証拠に2014年ワシントン大学が学生を二つのグループに分けました。

1、「この後テストがある」と思いながら勉強

2、「この後ほかの学生に教えなければならない」と思いながら勉強

結果は、2のグループは内容を正確に思い出す確率が28%も高く、重要な情報ほど記憶に残っていました。

考え方を変えただけで学習への姿勢が能動的になったのです。

またこれの応用として10歳教授法というのがあります。


10歳教授法

10歳の子供にはどのように教えればいいか考える方法です。10歳の子供に教えるのはとても難しいです。

自分も塾講師のアルバイトで小学生を相手するときは難しい言葉をすべてかみ砕いて教えるようにしています。

10歳の子供に教えるときのポイントとしては2つあります。

・比喩表現を使う

・相手が知っている知識を使う

比喩表現とは、たとえ話のことです。使うことで複雑な概念がつかみやすくなります。

相手が知っている知識とは10歳の男の子には「鬼滅の刃だとしたら…」のように人気アニメを引き出してみたらよいです。自分の知ってる知識で説明したら相手の理解力が格段に上がります。

これを考えながら勉強してみてください。

ラバーダック法

ティーチングテクニックとしてラバーダック法もあります。

これは実際に声を出してアヒルに自分の学んだことを説明することです。こうすることで頭の中が整理され、複雑な問題への解決策を思い出しやすくなります。

ノートや教科書などは見ないで、思い出しながら説明してみましょう。

ちなみにアヒルのおもちゃではなく、写真やペットでもいいです。


感想

今回は見ていただきありがとうございました。考え方ひとつで勉強への態度が変わるとわかりました。理解して頭に残したいことがあれば是非試してみてください。今後も勉強法を紹介していくのでよろしくお願いします!




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