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エッセイ本 『褒めてくれてもいいんですよ?』が出ます
やっと。やっ……とこの日がやってきました。
11月に、エッセイ本『褒めてくれてもいいんですよ?』をhayaoki booksさんから刊行することとなりました。本日より、直販サイトで予約受付開始です。
振り返ると私がX(Twitter)で「エッセイ本が出ます」と告知しているのはなんと今年の3月。
【お知らせ】
— 斉藤 ナミ|エッセイスト (@nami5711) March 7, 2024
この夏、私のエッセイ本が出ます!
今、毎日ひたすら書いています!幸せです。
これはその本の赤ちゃん👶(束見本)
一滴残らず私を絞り出すようにして、ものすごく私らしい罪深い本を作っています
面白い本にするので、ぜひ応援をよろしくお願いします!みんなオラに(拡散という)力を! pic.twitter.com/D0AmtyY1Cz
書籍販売の告知なんて、普通は予約開始の1,2週間前とか。そんなもん。
どんだけ早く告知しとるんだ……! 自分の承認欲求のヤバさにうんざりしてしまう。
一刻も早く「ナミさん、ついに!」と思われたい……! 一目置かれたい! 黙っているなんて我慢できない!
でも、それこそがまさに私。今回は、そういう本を作りました。
こんな大人になってまで「愛されたい」「褒められたい」などと言うのはめちゃくちゃ恥ずかしいけれど、全部をさらけ出し、失敗や暴走を笑いに変え、自己愛まみれで生きている様子を全力で書きました。
当初の予定では7月頃には刊行予定でした。昨年末にhayaoki booksさんにお声がけを頂き、今年の正月に熱田神宮で「うまくいきますように」と願掛けをして臨んだ初めての書籍執筆。
サクサク進んでいたかと思いきや、夏頃から大きく修正することに。より良い本を目指してのことと理解していたものの、スケジュールが何度か伸び「本当に本は出来あがるんだろうか? このまま立ち消えになったりしないだろうか?」と心が沈むこともありました。
3月に告知をした私を横目に、後から告知してどんどんと先に書籍を出版していく2023年の創作大賞受賞者メンバーや知り合いの作家さんたち。もう恥ずかしすぎて「みんな私の告知を思い出さないで! そんな目で見ないで!」と何度も思ったなあ。
そしてここだけの話。この本には、私が今まで頑なに避けてきた、過去の恋愛についてのエッセイが収録されています。これが本当に難しかった……! いままでいろんな醜い部分や恥ずかしい部分をさらけ出してきた私だけど、過去の恋愛についてだけは書いてきませんでした。なぜなら、一番ろくでもない部分だから。
恋とか愛とは一体なんなのか? 全く分かっていない上に、本当にろくでもな女で、目も当てられない情けないエピソードだけれど、私の歪んだ「愛されたい」を語るには外せないだろうということで、かなりの難産になりましたがなんとか書き上げました。また今までとは少し違う私のエッセイが読めると思います。
他にも、この本のための新たな書き下ろしをたくさん書きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1729318528-EkXOe0biFHNWSTqg972pu5mo.jpg?width=1200)
いま私が書ける全力のエッセイを、一滴残らず絞りきった本。
きっと大笑いしていただけると思います。ご期待ください。
帯コメントは「書籍化が決まったら絶対にお願いしたい」と兼ねてから思っていた岸田奈美さんにお願いしました。
キナリ杯で私のエッセイを見出してくださり、名前も一緒で、なんと母親の名前も一緒(うちの母もヒロミ)!
もう生まれる前から「デビュー作の帯は岸田奈美さんにお願いする!」と決めていました。快諾くださり、本っっっ当にありがとうございます!!
そして装画はなんと、あの一乗ひかるさんに描いていただきました! きっと無理だろうなあ〜とは思いつつお名前を挙げさせていただいたところ、まさかのOKを頂けた時の驚きったら、あんた! 私はもう一生分の運を使い果たしたと思いましたよ。
個展を見に行ったり、イラスト集『WORK OUT』(PINHOLE BOOKS、2023年)を眺めたりと、ずっと大好きで憧れていたあの一乗ひかるさんに、まさか私が風呂で脱毛しているところを描いてもらえるとは……!
帯コメントが岸田奈美さんで、装画が一乗ひかるさんだなんて、最高すぎてもう中身なんて何が書かかれていてもいいんじゃないだろうか?
この本が世に出たらもう死んでもいいくらい! 遺影にはこの本を飾って欲しい!
最初で最後の渾身のデビュー作。間違いなくこの人生でいちばんの晴れ舞台。みなさま、どうか、どうか『褒めてくれてもいいんですよ?』の応援をよろしくお願いします!
そして、もちろん……褒めてくれてもいいんですよ?
予約スタート記念に、本編の「〜はじめに〜」を全文公開いたします。
ぜひ、読んでみてください。
また12月17日の夜19時から、あのデザイン大統領でありクリエイティブディレクターの株式会社NASU代表 前田高志さんと青山ブックセンターにてトークイベントを開催します。
*こちらのイベントでの販売が初売りとなります!
■『褒めてくれてもいいんですよ?』(hayaoki books)刊行記念
斉藤ナミ×前田高志トークイベント&サイン会
■2024年12月17日(火) 19:00~20:30トーク 開場18:30~
■会場: 青山ブックセンター本店 大教室
■定員: 大教室100名様
■入場料: 大教室1,650円(税込)
■ご参加方法:
青山ブックセンターウェブサイトの「オンライン予約」にて受付。
![](https://assets.st-note.com/img/1729299409-N8ysA5fpIzeVWvEYkLqrFiQu.jpg)
株式会社NASU 代表 前田高志さん
今年の夏に刊行された『愛されるデザイン』のほか、『勝てるデザイン』(幻冬舎、2021年)、『鬼フィードバック デザインのチカラは“ダメ出し”で育つ』(MdN、2021年)など多くの著書を持ち、私も所属するクリエイターコミュニティ「マエデ(前田デザイン室)」を主宰されている前田さんと、『愛されたい』との向き合い方をテーマに対談予定。
終了後にサイン会を予定しています。
今からサインと笑顔の練習をしておきますので、ぜひ会いにきてください!
また遠方の方や、イベントへ来場のご都合がつかない方は、直販サイトでの予約が最速でゲットできるかと思います。
本日こちらから『褒めてくれてもいいんですよ?』を予約購入いただけます。
■直販サイト *発送は11月22日からです。
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直販サイトからのご購入をいただけると、特典としてサイン本+オリジナルステッカーがついてきます!
その他書店には11月23日頃から。Amazon、楽天ブックスからの発送は11月末頃からになりそうです。
■Amazon予約ページ
■楽天ブックス予約ページ