パ二来た実験⑥カウンセリング

こんにちは。

年末までには仕事を見つけたいけど、今の生活スタイルを変える事に抵抗があるパ二来た珍道中です。

さて今回はカウンセリングについてです。

色んな本やサイトを見てるとカウンセリングってよく目にしますよね。

ぶっちゃけ効果あんの？

と思っている方も多いと思います。

そこそこなお金がかかる所も多いですし。

そこで自分が体験してきたカウンセリングの効果を書けたらなあと思ったので今回カウンセリングについて書いていこうと思います。

１．カウンセリングってどうなん？

そもそもカウンセラーの人が信用できなきゃ行けないですよね。

信用はまぁ資格とかがわかりやすい指標になるのかなと思います。

一応カウンセリングの国家資格は『公認心理師』という資格のみです。

こちらは結構新しい資格で2017年とか2018年くらいに誕生した資格です。（詳細は各自でお調ください）

その他有名な資格では『臨床心理士』と『認定心理士』という資格があります。

臨床心理士と認定心理士は民間資格です。

ただ、受験資格として指定されている大学院を修了する事になるのでかなり公的な資格に近い資格ではあります。

それ以外の資格は完全な民間資格（勝手に○○団体などが造られた資格）と言っていいと思います。

※その他にも『精神保健福祉士』や『社会福祉士』などの資格もありますが、ここでは一般的にカウンセラーとして独立している人が持たれている資格を基準に書かせていただいてます。

つまりめちゃくちゃな人も混じっている可能性が非常に高いあやふやな業界という事ですね。

そんな中で信頼できる人なんて見つかるの？って感じです。

２．利用したのは○○カウンセラー

自分が利用したことがあるカウンセリングは、いわゆる『○○カウンセラー系』です。

危険ですねｗ

利用した理由は２つあります。

１つ目はその人の本を読んでこの人に会ってみたいと思ったから。

たまたま手に取った本がその人の本でした。

当時自己啓発本にドップリはまっていたんですが、何故だか他の本とは違う感じがしたんです。

著者の体験に親密感を抱いたのかもしれません。

もう一つは正直ギリギリだったから。

『うーん。これはなんかイヤかなー。』って考え、ある意味余裕があるから浮かぶ考えですよね。

海でおぼれている所に木が流れてきて、

『うーん。なんか汚いからこれはスルーで。』なんてならないですよね？

藁にもすがるというか、もう誰でもいいから救ってくれー！って感じの時に本に出会って、『助けてー！ドラ〇もーん！』って感じで飛びついきました。

もう『この人は信用できるのか？』とかを深く考える余裕がなかったんです。

あと当時は『公認心理師』なんて資格なかったですし、国家資格と民間資格の違いとかも詳しく知らなかったので。

『救ってくれるなら誰でもいい。それにカウンセラーなんて病院に居る人以外みんな一緒でしょ？』くらいの感覚でした。

３．実際のカウンセリングの感想

受けた直後は『えっ？こんなもん？』が正直な感想です。

カウンセリングの流れは、受付→カウンセラーの方と別室へ→悩み相談→カウンセラーの方と会話（治療？）→終了

といった流れでした。

全体で約2時間くらいだったと思います。

治療？内容は自分は過去に抱えた悩みなんかをカウンセラーさんとの会話から深掘りしていきました。

一通り終わってお店を出ました。

終わった直後は、『そこそこお金払ったのにガラッと人生が変わるなんてなってないじゃん・・・。』と思いました。

自己啓発本って『この世の仕組みを理解した瞬間、ガラッと人生変わります！』がゴリ押しされてません？

あれ今考えると『ガラッと人生が変わらないとまだまだ理解できてないって事。一人でできない？だったら（お金を持って）カウンセリングに来なさい。』という事なんだろうなと理解できます。

でも当時はそれを信じ切っていて、その感覚にならなかったこのカウンセリングは失敗だ！なんて思ってました。

ただ、時間が経つにつれてなんとなくこういう事なのかな？という考え方に自然とシフトしていきました。

これがカウンセリングの効果なのかな？くらいのフワッとした感じで。

・まとめ

人に本音の話を聞いて貰うだけで、効果はあると思います。

実際カウンセリングを受けて一番良かったのは、こんな自分も受け入れてくれる人がいるんだという部分です。本音で語れる、という嬉しさです。

カウンセリング自体が自分に良い効果があったかは、正直微妙です。

少なくとも『ガラッと人生が変わる！』なんて体験はなかったですね。

カウンセリング前の自分に今の自分が会えるとしたら

『止めとけ。カウンセリング受ける金と交通費（合計で数万円）で新しいスマホでも買え。』とアドバイスするでしょう。

でもそんな考えも、一度カウンセリングに挑戦したからこそ味わえるスッキリした気持ちからくるものかもしれませんので、カウンセリングが無駄だったと断言はできないです。

下手に『カウンセリングが気になるけど、怪しいから我慢我慢！』といつまでも引きずる事が一番後悔を生むかと思います。

効果のほどは

０～２０点/１００点（パ二来た調べ）

ですかね。

実際に自分が受けて効果があったとは言いづらいです。

それにカウンセリングを受けて人生が大きく変わったという人に会った事が無いですし、自己啓発本の中でしか見た事ないので。（あくまでも民間の○○カウンセラーです。病院などでしっかり取り組んでいる、またお医者さんの指示のもとおこなわれるカウンセリングは別。）

一度受けてみるのもいい経験かもしれませんね。悩むより体験！って感じで。

ただ前提条件としてカウンセリングが終わった瞬間世界が変わって見えた！とか、カウンセリングの先生が言ってたから全て正しいもん！とかは気を付けて。

そんな事ないから。

実は同じカウンセラーの方からカウンセリングを受けた方とお話しする機会があり、その方にも『ガラッと変わりましたか？』と聞いた事がありますが、その方も『ぜんぜん。こんなもん？って思いました。』と言っていましたのであまり一気に人生変わる！にこだわらない方が良いかと思います。

自分が思う優秀なカウンセラーとはカウンセラーがいなくても自立して歩いて行けるようになる事を目標にしているカウンセラーだと思います。

カウンセラーがいないと生活が成り立たない状態にされて治療が完了しました。なんて言われても納得できないし、そのカウンセラーにとってただ財布になっただけじゃないですか。

怪しげな宗教にはお気を付けください。

では。