自分ごと 他人ごと
外から見ると思い通りになっているように見える人、そう感じる人でも実際は思い通りになっていない。
この視座はすっかり抜け落ちていることがよくある。
現象、実際起こっている事実というのは「私たち個々の認識次第」でいかようにも変わる性質を持っている。しかし、私たちが現象を受け取る時の「受け取り方」というのは自分ではコントロールすることが難しい。
例としてすぐに子供の悪いところばかりに着目してしまう母親に「子供の良いところに目を向けて下さいね」といくらアドバイスしてもそう簡単に見方を変えることはできない。
外から見て反面教師にしても、いざ自身のこととして身に降りかかってくると上記と同じような受け取り、反応をしてしまうことも多いのではないか。
私たちは「他人ごと」であれば何でもないようなことであっても、「自分ごと」になった瞬間、案外冷静ではいられなくなり、過剰に反応したりしてしまう。「自分ごと」になった瞬間、感情が暴走する人はこの傾向が強い可能性がある。
こうやって認識することで自意識の動きが厄介だと思うことはできる。
これを実生活で活用することはどうするればよいだろうか。
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