フィリピンで学校を作っていた僕がITベンチャーで働く理由【前編】
みなさん、はじめまして。もり かずまです。通称パンダです。
あまり文章を書くことがないパンダですが、今日は笹の代わりに筆をとってみました。早速、フィリピンで学校を作っていた少年がITベンチャーで働き始めるまでの物語を書こうと思います。
目次
・【前編】自己紹介
・【前編】フィリピンでの学校の作り方<実践編>
・【前編】学校を作るっておもしろい
・【後編】ITベンチャーで働く理由
・【後編】終わりに
自己紹介
もりかずまです。パンダが好きと言い続けていたら、パンダと呼ばれるようになりました。今は東京の湯島にあるフィードフォースというWebマーケティングの会社で働いています。新卒1年目です。
学生時代はフィリピンで学校を作ったり、ベトナムでカフェをやったり、東南アジアを中心に色々やってました。
フィリピンでの学校の作り方
就活なんか興味ないっす。わたしは学校が作りたいんだ!!!って方もいるかと思ったので、まずはクックパッドよりも簡単にフィリピンでの学校の作り方をご紹介します。
◾️用意するもの
・木材 (大量)
・セメント(大量)
・ブロック(大量)
・スコップ
ステップ0
現地のパートナーフィリピン人大工さんと打ち合わせをします。
しっかりと穴を掘る場所、ブロックの積み上げ方等々、綿密に確認を行います。「すべてのものは2度作られる」という言葉があるように、完成イメージをここで明確にしておきます。
ステップ1
学校の土台となる部分に穴を掘ります。ここが安全な学校を作るうえでとても大切なパートになります。しっかりと掘る幅や深さを測定して、気持ちを込めて掘りましょう。
ひたすら掘ります。
ステップ2
穴が掘れて、学校の土台を作る準備ができたら、次はブロック同士をくっつける、セメントを作ります。ちょっと強力なボンドと考えていただければよいかと思います。特に大変なのは足にセメントがくっついた時です。セメントが乾くと取れにくいので気を付けましょう。
写真はセメントと混ぜる用の粒度の細かい土を作っているところです。
意外にふるい続けるのは大変です。
ステップ3
ブロックを積み上げていきます。この部分は将来的に学校の壁になる部分です。結構、地道で大変な作業ですが、がんばりましょう。
ステップ4
最後は屋根を作って上に乗っけます。
屋根の作り方忘れてしまいました。ごめんなさい。ググってみてください。多分検索結果は出てきませんが。
屋根をのっけちゃいます、いぇい
ステップ5
色々とステップは飛ばしましたが、学校が完成したらせっかくなので開校式をしましょう。ここで青春を過ごす子供たちに思いを馳せながら、村長とテープを切ります。感動の瞬間です。
学校を作るっておもしろい
いかがでしたでしょうか?
これで皆さんも「学校は自分たちで作れるもの」だということがお分かりいただけたかと思います。
ところで、なんでパンダは学校を作ろうと思ったのでしょうか。
はじめは、ちょっとした好奇心でした。
「フィリピンで学校作るっておもしろそう、やってみよう」
そんな小さな好奇心で始めた学校建設ですが、実際に学校ができたときは本当に何とも言えない感動があります。
・少しづつ形になっていく学校を見るワクワク
・チームになって自分一人ではできないことに挑戦するおもしろさ
・作った学校で遊ぶ子供たちの笑顔
その当時感じた様々な感情は今の自分の働くスタンスの土台になっていたりします。
何はともあれ、ぜひ皆さんも好奇心と時間があったら学校を作ってみてはいかがでしょうか。
【後編につづく!】
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