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毎日できる簡単養生法

病気になってしまう前の段階で予防し、いつも健やかに過ごすようにできることこそが中医学の神髄です。これを実現するのは「治療」ではなく、「養生」です。中医学での治療とは、病を瀬戸際で、若しくは被害を最小限にして通過させる方法で、養生とは来るべき変化に備え、快適に過ごし、病いを遠ざける方法です。

【毎日続ける簡単養生】

①寝起きは温かいものを。白湯でも、味噌汁でもOK。ゆっくり飲みましょう。
②食後は足踏み300回。座ってる人はかかと上げ。
③気づいたら深呼吸。
④気づいたら肩回し。
⑤湯船につかる。
⑥10分でも早く寝る。

これらがなぜ良いのか詳しく解説しますね。

その1 寝起きは温かいものを

人間は寝ているときに体温が下がっているので、起床時は体温が低い時間帯です。この時に冷たいものを摂ってしまうと、内臓が冷やされ、血も冷やされるので、全身がさらに冷えます。すると今度は冷えた体を温めることにエネルギーを消耗するので、一日元気に活動できなくなるマイナスからのスタートになります。なので朝食にはまず温かいものを摂り、体の中からじんわり温めることが大切なんです。

その2 食後は足踏み(椅子に座ってでも)

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