森の国俳句ウォーク 第57回 トゲが少ない新品種育っています!松野町の柚子をお届け!


だ い だ い の 花 香 に い で し う ま や か な 芝  不 器 男

だいだいの花の香りがしたのと同じくして馬小屋が現れた様子を詠んだ俳句です。花の香りの嗅覚から入り突然現れる馬屋へと視覚情報に一瞬で感覚が移り変わります。

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愛媛県といえば紅マドンナや甘平をはじめ、寒くなる頃からたくさん柑橘の種類が増えていきますが、松野町では柚子の出荷が11月からピークを迎えます!

いまは6割くらい色づいた柚子の出荷がはじまりました!

柚子は「桃栗三年柿八年柚子の大馬鹿十八年」と言われるくらい実をつけるのに苦労する作物で、種から育てると本当に18年くらいかかるそう。
松野町で育てられている柚子は接木でつくられているので、それよりもかなりはやく3年くらいで収穫ができます。

そして柚子といえば、すごいトゲ!
普通の柚子だとニョキニョキとこのようにトゲが生えております。

このトゲがあると収穫するのがたいへんですが、いまでは品種改良の結果トゲの少ない「鬼北の香里」という柚子も登場しています!

そんな柚子を使った商品はピーチクラブの柚子ジャムや菓子工房KAZUさんのユズハニーシロップなど松野町にもたくさんあるので、ぜひ一度、手に取ってみてください!。

次回はてまひままつのバーベキュー協会のたのしいBBQをお届け!
BBQって奥深い!来週もおたのしみに!

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