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WEBセミナで勉強したスポーツ配信を考えてみた② -がんばれビーコル-    ソーシャルディスタンスの隙間には何をおくのがふさわしいか

WEBやテレビで、席を1席おきにして1mのソーシャルディスタンスを保つ映像を見た。
いまいち間隔のイメージがつかめないから、映画館に行って疑似体験。
昼間の上映に一人で行ってビールセットを頼み、最初に会場入り、後から入ってくる人を観察してみた。

マスクした人が2~3人で入場してみんな1席置きに座る。
そして離れた分、大声で話す。もしくは2人で来ている人は間の席に寄って話す。
1席分の隙間は本当に必要なのかな?
映画が始まったら、みんな静かになった。ちょっと面白いシーンでもマスク越しの笑い声は響かないから、本当に静かだった。少し眠ってしまった。

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Bリーグが10/2に開幕する。映画館に比べて体育館やスタジアムは席の間隔が狭い。
しかも、スポーツ観戦しながらビールを飲んだり飲食する人は多いと思う、そして大声で応援する。たぶん、1-2mのソーシャルディスタンスでは足りないと言う意見が出てくると思う。

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最近のテレビでは、人と人の間に透明のパーテーションを立てているけど、スタジアムでパーテーションを設置して、それを毎試合洗浄する負荷は想像するだけで厳しい。
だからと言って、フェイスシールドを配布してプラスチックゴミが増える事は避けるべきだと思う。

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ここで、ソーシャルディスタンスは何のために必要かを改めて考えてみた。

● COVID-19は自覚症状が無い軽症者が感染を拡大させるリスクがある。
● COVID-19は重症化すると死亡のリスクがある。
● COVID-19は現段階で有効なワクチンは完成しておらず、完成しても普 及に時間がかかる。
● COVID-19に感染して体内に抗体が出来ても、抗体が長期間維持されない人がいる。
● COVID-19で初回が軽症でも、次が重症にならないとは限らない。
● 飛沫感染予防にはマスクが有効であり、3密を回避する事でさらにリスクが減る。
● 3密回避の1つの方法がソーシャルディスタンスであり、定期的な空気の入れ替えでリスクを減らす事が出来る。

実際のスポーツ観戦の現場でも、みんながちゃんとマスクをしていれば、飛沫感染のリスクは減るけど、応援するなら声が出したい。
声を出すと喉が渇くから、飲み物が欲しくなりマスクを外してしまう。

空気感染を完全に防ぐ方法が無いなら、競技場でのリスクを減らす方法を考えてみた。

【案1】人が大声を出さなくても良いように、応援用の拡声器/スピーカーを用意する。拡声器/スピーカーは客席最前列や背面に設置するのではなく、客席内に設置して機械の距離で一定のソーシャルディスタンスを保つ。
【案2】歓声のレベルを設定しておいて、ある一定の音量を越えると、空間除菌の消毒剤が散布されるようにする。
【案3】自宅観戦者を増やして、3密を避ける。ただし、家で見ている人から課金してもらえるようにして、運営側の収入は減らないようにする。

この3つを同時に実現できる方法があれば、ソーシャルディスタンスで空いたスペースを有効活用できると思う。
こんな装置を短期間で作ってみたい。

次回、「選手の気持ちが盛り上がる演出は何か」に続く

                                                                            PALTEK Team.i NoW.young

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