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それって「自分が」結婚したいんですか?

オリジナル記事掲載日:2019年9月8日

「○歳なのに結婚もできなくて
自分はダメだ…早く結婚したい…」
と、かつては心を病むほど
思いつめていたのですが、
最近はまったく思わなくなりました。

というのは、
“わたしが結婚したい”
のではなくて、
「母」や「祖父」や「親戚一同」が
“わたしに結婚して欲しかった”
んだな〜と気づいたからです。

というか、わたしは
「結婚」というコマンドを使って
「母」や「祖父」を
喜ばせてあげたり、
「親戚一同」や周囲の人々に
「結婚したから自分は立派だぞ!」
と見せつけたかっただけでした。

* * *

現在わたしは、実家を出て
パートナーと二人暮らしを
しています。

実家を出る前から
「結婚したい欲」は
薄くなっていたのですが、

パートナーと
二人暮らしを始めたら
完全に「結婚したい!!」
が消えてなくなりました。

せいぜい
「世帯を一つにまとめると
税金が安くなるなら、
結婚しといた方がいいかな」
くらいです。(超現実的)

* * *

そもそもわたしがかつて
「めちゃめちゃ結婚したかった」
のは、子どもが
産みたかったからです。

子どもを産むつもりなら、
早く結婚しといた方がいいだろう。
ただそれだけ。

ただ、最近気づいたんですが、
「わたしは別に子どもを
産みたいわけではなかった」
んです。

これもやはり、赤ちゃんがいたら
うちの母や祖父がきっと
笑顔になってくれるだろうな〜
と思ったからでした。

あとやっぱり、
「子どもがいたら、一人前の
大人だと思ってもらえるだろう」
という打算のためでした。

そう、わたしは

・人を喜ばせるため
・自分をしっかり者だと
 思ってもらうため


ただそれだけのために、
結婚がしたかったし
子どもが産みたかったのです。

(“わたしは”ですよ。
世の中の人がそうって
言ってるんじゃなくて)

あとは、
「周りがそうしてるから
自分もそうした方がいいかな」

くらいでした。

よかった、そんなことのために
軽々と命を産まなくて…。

「結婚したい」も
「子どもが欲しい」も
自分のためじゃない。
そう気付いたら、
心を病むほど高まっていた
「結婚したい欲」が
ストーーーーーーーーーーンと
落ちていきました。

なぜ…そんなことで、
あんなに病んでいたんだ…。

* * *

わたしが本当に
やりたかったことは、

「実家を出ること」
「パートナーと仲良く
一緒に過ごすこと」


ただそれだけでした。

そこを勘違いして
「結婚したい」
と思い込んでしまったので、
めちゃめちゃ心を
病んでしまったんですね〜。

もしこのブログを
読んでいるあなたが
「結婚したいけど、できない」
「結婚できない自分はダメだ」
と思っていたら、
ちょっと自分に
聞いてみて欲しいんです。

それって「自分が」結婚したいんですか?

もしかしたら、わたしのように
「自分が本当にしたいこと」の上に
「結婚したい」が覆いかぶさってる
だけかもしれませんよ。

本当にしたいこと、
見つけてあげてください。

ごきげんよう、さようなら。


※注:
わたしは結婚・出産反対派ではありません。
したい人、するタイミングが
ある人はどんどんしたら
ええじゃないか、と思っています。
友達の子どもはかわいいですし。

現段階での価値観なので、
そんなこと言っといて後で
結婚も出産もするかもしれませんし、
養子縁組をするかもしれません。

なので
「結婚も出産も、してみれば
いいものですよ」とか
「結婚したらいいのに」とかは
ノーセンキューです。
するときゃするっつうの!
ダッツノウ!

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