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心理漫画

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記事一覧

夏コミC102新刊で「なぜあの人はキレ散らかすのか」本を出します

こちらの記事で告知したっきり音沙汰なしにしていましたが、7月20日に新刊2冊同時脱稿しました。  ↓ 今日はそのうちの1冊、「なぜあの人はキレ散らかすのか」に関する告知宣伝です。 うちのnoteは境界性パーソナリティ障害とか心理学関連の記事が人気なので、たぶんおそらくきっとこの本にご興味を持たれる方は多いのではないでしょうか。 ※境界性パーソナリティ障害ってなんじゃい、という方はこちらの記事か↓ こちらのマガジンを参考にしてくださいね。↓ この本はエッセイに見せかけ

なぜあの人は大衆を見下すのか【心理漫画】

大勢の人が注目しているものをことさらに見下したり、自分は大衆とは違うのだアピールをする一般のかたっていますよね。 こういう心理が働いていることもあるかな、という考察を漫画にしました。 (Xにアップしたものです) 「もっと高次元の話をしたい」系の人っているよな~、なんでだろうな~と思って調べてみたら、スノッブ効果のことを知ったんですよね。 経済学って心理学が入っていることも多いので、(行動経済学とかそうですよね、経済学と心理学の融合)もっと勉強したいところです。 大衆の意

なぜあの人はメンヘラに執着するのか【心理漫画】

X(旧Twitter)に上げた漫画です。 4年と10ヶ月の間こういうのを何度も見てきたのと、最近またこういうケースをお伺いすることが増えているので漫画を描きました。 なんかみんなメンヘラが悪いと思いがちだけど(勿論そちらに問題もあるけど)、そばにいる人も異常な精神状態になっていることもありますよ、という話です。 ぶっちゃけこのケース、境界性パーソナリティ障害当事者とその周囲の人との関係でよく見られるので、ネタにしたんですよね。 実際のカウンセリングでもメサイア・コンプレ

【漫画】ゲーム依存症を抜ける方法(個人的)

祖父が亡くなってソシャゲに救われたもののゲーム依存症にはなったので、そこを抜けるまでの話を漫画にしました。 続きものというわけではないですが、前回の話はこちら↓ 私の個人的な抜けかた思考法なので、全ての人に100%合う訳ではないと思います(脳の仕組み自体は昔から言われていることですが)。 とはいえ誰か一人くらいはお役に立てると思うので、そうなれば幸い。 うちのカウンセリングに来られる方でも、 「ダメでちゃんとできなくなった自分を、ちゃんとできるようにするための努力の仕方

【漫画】人を嫌いになるメカニズム(私の場合)

昔からわりと人を嫌いになりやすくて、「何でじゃろな〜」と改めて考察した結果、こういうことが起きていたんだなと気づきました。 あくまで私の場合です。 最近は2番をするのが諸悪の根源だと気付いたので、過剰に親切にするのをやめるようにしたら嫌いな人が減りました。 あと追加で気づいたのが、初見で「合わなそう、どうやって関わっていいかわからん」と思った人でも、相手が3番のように厚かましくならない場合は、後からめちゃくちゃ仲良くなったりするんですよね。 でもそれは私にコントロールでき

【漫画】やる気を失って動けなくなった自分を許そうと思った話

先週くらいまで本当にやる気がなくて大変でした。 なんとなく漫画にしてみようと思った次第です。 仕事は山ほど溜まっているのに、生産性は5分の1になってしまったので、毎日「少しずつ、ひとつずつ、やろう」が口癖でした。しんどかった〜。 今はだいぶんやる気が戻ってきてます。 まだ本調子ではないけれども。 ちなみに併せてゲーム依存症になってしまったので(それもだいぶ抜けてきたと思う)、その話も描きたいですねー。予定は未定。 ごきげんよう、さようなら。 ◆続きの漫画はこちら↓

【エッセイ漫画】めっちゃ精神病だったのに今はプロのイラストレーターしてる話

24年間、境界性パーソナリティ障害という 精神障害(疾患)だったわたしが 自力で病気を克服し、 今はプロのイラストレーターとして 生きている過程をまとめてみました。 何をしてきたのか、 どういう思考に変えたのか、 みたいなのを漫画で説明しています。 どなたかのお役に立てれば幸いですが、 向き不向きがあると思うので、 お役に立てなかったらすみません。 元々はインスタで細々と連載していたものです。 noteでまたコミックエッセイ大賞が 始まったのでこちらにも掲載してみます。

大切なはずの人に、ひどい扱いをしてしまうのはなぜ?

(漫画制作日:2021年9月27日) 心理的距離が近い人、 自分にとって大切な人ほど 「ひどい扱いをしてしまう」 人がいます。 これは私がかかっていた 境界性パーソナリティ障害の 症状のひとつでもあります。 なぜそうしてしまうのか? 今回はその内のひとつ 「同一視」について 漫画で解説します。 ※注:ここで言う「同一視」は国語辞典に載っている意味と同じ意味で使っています。心理学(アドラー心理学など)で言われている「同一視」とは意味が違うので、ご了承ください。 あと「

どうして自分に自信が持てないのか

(漫画制作日:2021年7月27日) 悩みや問題を解決するには 発想を逆転するといい、 って逆転裁判(ゲーム)で 習いました。 勢いで漫画描いたら できちゃったのでアップします。 「できない、じゃなくて したくないと考える」は アドラー心理学で 学んだことです。 それ以来、 「できない、できない」 って思い始めたら 「できないんじゃなくて したくねーのか、私は」  ↓ 「どうしてしたくないの?」 って自問するように なりました。 これ考えるようになってから 思考の整

相手の言葉を歪んで受け取ってしまう病とその対処法

私はずっと自分に読心術が使えるように思い込んでいて、「相手はこう思っているに違いない」と信じて疑っていませんでした。 長年患っていた境界性パーソナリティ障害を克服できたのは、「あれっ……もしかして私、相手の言葉を歪んで受け取ってる!?」と気づけたおかげもあると思います。 やはりキレながら伝えると向こうもイラッとしちゃうので、「悲しい」とか「寂しい」とか弱い感情を伝えたほうがいい気がしています。 そもそも「怒り」って感情は、弱い感情(自分)を隠すために出てくるものですから

嫌いな人は、実は自分に似ているという話

ユング心理学で言われるところの「シャドウ」を、自分なりの解釈も交えて漫画で解説してみました。 とりあえず漫画を読んでみてください。  ↓ 私は24年、境界性パーソナリティ障害という精神障害だった人間です。 その病をひどくした原因のひとつは、「本当は他人への好き嫌いが激しいのに、誰にでもいい顔をしようとした」だと考えています。 なので、治療の過程で「嫌いな人からは積極的に距離を置く」という方法を取りました。これは非常に良かったです。 長年悩んでいた「コントロールできない怒

我慢と辛抱って何が違んだろう、と思って調べた話(漫画)

どっかで「我慢じゃなくて辛抱しよう」っていうのを聞いて、そもそも我慢と辛抱って何が違うの? と気になって調べたことを漫画にしました。 2Pで無理やりまとめようとしたので文字が多いです。 わたしも以前は「我慢」しかしていなかったので、なるべく辛抱していきたいですね。気づけばすぐ我慢しちゃうけど。 ここのところも無意識に「我慢」していたなと思ったので、この漫画を読み直して「ハッ、いかんいかん」と思いました。 ※他の心理漫画はこちらのマガジンで読めます↓

どうして腹が立つのか考えると大事なことが見えてくる

以前は腹が立ったら単純にその人との縁を切ろうとするだけで、「なぜ腹が立ったのか」を振り返ることはなかったのですが、振り返ってみると色々見えてくるものがあるので面白いなと思った話です。 こういう考え方で生きていると、相手があからさまに腹を立てている時も「あ、図星だったのかな……」とか「あ、わたしに言われたくないと思っている(格下に思われている)のかな……」と冷静になれるようになりました。 前は「怒る人」って怖かったんですけどね。 しかし確かアドラー心理学の本に書いてあった

メンヘラにハマる人もまたメンヘラなのだ

「自分はまともなんだけど、(元)恋人が精神的に異常なので何とかしてあげたいのです」という話を以前はよく聞いていました。 でもメンヘラから離れられない「自称まとも」な人もまたメンヘラだと、わたしは考えています。