成人式

成人式に行きたくないあなたへ - 成人式に行かなくても楽しい思い出を作れた少し先輩の話

もうすぐ成人式。特別な装いをして懐かしい友達と久しぶりに集い、成長を祝う。そんな1日を心待ちにしている人も多いと思う。

でも、きっとこれを読んでいる方の中には「成人式が楽しみじゃない」と感じている人もいるのではないか。

「振袖を着るのが嫌だ」
「地元の友達と会いたくない」

成人式に乗り気ではない理由にも、いろいろあると思う。参加したくても、様々な事情でできない方もきっといるはず。

そこで今回ご紹介するのは、昨年1月にパレットークで公開した「成人式」をテーマにした漫画だ。

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この漫画を描いたイラストレーターのちなつに、当時の話をあらためて聞いてみた。

-どうして行きたくなかったの?

中学校のときの友達に会いたくなかったし、行っても楽しくないだろうってわかっていたからですね。とくに思い悩んで行かない選択をしたわけではないです。行ったらきっと嫌な思いするだろうなって、なんとなくわかっていたので、「いくのやめよ」と自然に思いました。

-「行かなきゃ」というプレッシャーはあった?

親は「当然行くだろう」と思っていたから、行かないと知ったときは「え〜!」と反応されました。でも、無理に行かせようとはされなかったですね。

-でも結局友達と過ごして、とても楽しい思い出になったんだよね?

それはもう!高校の同じクラスには、他にも中学でいじめられていた子も多かったので、自然と「成人式行かない人で集まろう〜」ってなったのですが、とてもいい思い出になっています。でももしそういう集まりがなかったら、実家にも帰らずバイトを入れてたかもしれません…(笑)。それでも、別によかっただろうなと思います。

-行かなかったことに、後悔はない?

まったくないですね。別に"アンチ成人式"というわけではないですけど、自分にとって大切な日になるほうが大切だと思います。誰にとって大切な日か、といえば成人する人自身にとってなので、自分で選んでいいと思います。

-今年成人式に行くかどうか迷っている人たちに伝えたいことは?

私の場合は、成人式に行かない人同士のプチ飲み会を勝手に企画しましたが、そういうのを勝手に作っていいのだと思います。自分らしさをさらけ出せる人と、着たいもの着てプリクラ撮るのもありだし、一人でシッポリお酒を飲んでみてもいい。成人式に行く人が誰であっても自分らしく楽しめるのが一番ですけど、もし「いくのやめよ」って思ったらその気持ちを尊重してほしいですね。

-実は質問している私自身、成人式に行きはしたけど、楽しい思い出にはならなかったんだよね…。

成人式というと、なんだか「一世一代の大行事!」というイメージがあるけれど、成人式に行かなきゃ楽しい思い出が作れないわけではないし、それと同じくらい、これから成人式以外にも楽しい思い出を作っていくこともできると思います。一緒に楽しい思い出作っていきましょ〜!

今年成人を迎えるみなさま、おめでとうございます。成人式に行く人も行かない人も、自分らしいすてきな1日を過ごせますよう、パレットーク編集部一同願っています。

(漫画:ちなつ、文章:伊藤まり

パレットーク公式グッズ「いくのやめよ」トートバッグはこちらから

「地元の友達にはセクシュアリティをカミングアウトしていないから、自分らしく楽しめないかも…。でもやっぱり成人式には行ってみたいな。」
そんな風に感じている人たちには、認定NPO法人ReBitが企画している「LGBT成人式」に参加してみるのも手かもしれない。

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