ボイスドラマの作り方~ざっくり全体工程・中編~
はじめまして、こんにちは。
ぱれっと研究所の藤花しおんです。
以前、私流ボイスドラマを作る流れを紹介した記事を書いたのですが、思った以上に長くなったので、前中後編に記事を分けました。
前編から大分間が空いてしまいましたが、今回は中編です!
≫ 前編
脚本制作・イラスト制作(仮)
うちのサークルはグループメンバーが脚本・演出を担当することが多いです。
ここも難儀な作業の一つではないでしょうか…。
一番時間がかかってるかも…。
ボイスドラマは音声のみの作品なので、映像作品の脚本と相違点が多いと思います。
私が書くとき注意しているのは、演者にわかりやすいト書きと、効果音・劇中音楽の指定は、なるべく細かく書くようにしています。
ここである程度決めておかないと、編集作業の時大変なことになるのですよ…。
あと、ついついやってしまいがちなのですが、映像がない分キャラのセリフが説明くさくなりがちなんですよね。
「その右手に持っている刃渡り40cmはありそうな包丁で、俺を刺そうっていうのか!?」
すごい極端な例ですけど、説明しないように気をつけてます…。
ギャグならともかく、ダサいですもんね。
ちなみに下記は、百合短編集という作品内で私が脚本を担当した「オタクとギャルの距離感」の冒頭部分です。
確かこの台本はドラマのテンプレートをネットで見つけて、使わせてもらった記憶があります。
そして作品の顔となるイラスト制作!
サークルメンバーにイラストが描ける子がいるので、その子にお願いすることもあれば、外注することも。
ここに関しては深掘りして書きたいなと思っているので、ゆくゆく一つの記事としてまとめようと思います。
キャスティング
私を入れてサークルメンバーが5人いるのですが、基本5人とも出演しています。
ただ5人以上キャストが必要な際は、出演してくれる方をネットで募集しています。
主にSNSで告知して、詳細はオフィシャルサイトで確認してもらうい、応募していただく流れです。
その場合気をつけた方がいいのは
•作品の概要(特に成人向けか否か)
•謝礼の有無
•自宅録音かスタジオ収録か
•自宅録音の際の納品締め切り
最低、上記はきっちり明確にして募集した方が、安心して応募できると思います。
(ここに関しても深掘りして書きたい!ので、後日別記事で書きます)
作品作りに参加してくださった方とのご縁は、ぜひ大事にしてください!
収録
都合がつけば、収録日前に集まって読み合わせします。
その際、脚本兼演出担当が色々注文していきます。
すごい余談ですが私、最初の読み合わせが一番好きかもです。
「あー!ここそういう解釈なんだ!」
って自分には思いつかないアプローチとか出てきたり、それにどう返そうとか、すごいワクワクします!。
そういうのに当たると、自分も誰かに影響を与える演じ手になりたいなと、毎度思いますね〜。
話がそれましたが、本番日はスタジオでテスト→本番で収録します。
ここで条件の合うスタジオを見つけるのが、なかなか大変かもしれません。
収容可能人数やエンジニアさん、立地など。
都内なら選択肢は割とあるのですが、都心から離れれば離れるほどより厳しいかもです。
スタジオでの収録に関しては、また別で書く予定なのですが収録後は大概打ち上げに行きます。
長時間になりがちなので、お腹ペコペコ。
そんな中の打ち上げは本当に最高です!
中編の内容は別途で書きたい内容が多すぎて、あんまり中身なかったような…。
ま、いっか!
近日、最後の後編をアップします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! いただいたサポートは音声作品の制作費にしていこうと思います☆