4年ぶりの映画

8月1日、なぜか前日夜のお酒が残った状態で起床した。そんなに飲んでもないし酔っぱらってもなかったのに。

午前中は少しだけしんどくてゴロゴロしてた。とりあえず昼前くらいにお茶漬けを食べながら午後何をしようか考えていたところで写真データ保管用のデバイスの容量がほとんどいっぱいになってることを思い出して、品定めに行くことに決めた。

家の近くの店はあんまり品ぞろえが良くないから、市中心部の家電量販店が入っているショッピングモール的な施設に行ってみたところ、映画館が併設されていることを思い出して久しぶりに映画を観てもいいかもと何となく思った。ポンコツな記憶が正しければ最後に映画館で映画を観たのは1回生の夏、「シン・ゴジラ」以来だと思う。なんと4年ぶり（笑）

とりあえずチケットを買って上映時間までは予定通り家電量販店に行って物色したけどいまいち決め手に欠けてまた今度って感じ。

観た映画は「風の谷のナウシカ」。理由は、普通のより安かったこと。時間もちょうどよかったこと。あとはジブリ作品だったから他のより何となく敷居が低く感じたこと。

内容に関しての感想はさておき、2時間くらいの上映時間が終わって得たのは「なんかすっきりした」って感想だった。ものすごく集中していたわけでもないし、ぼーっとしていたわけでもない。日常生活の中でごちゃごちゃと考えてなんだかんだ溜まっていたであろうストレスがリセットされたようなそんな充実した気分を味わっていた。

なんでこんなに長い間映画に行かなかったのか。それは自分でもよくわからない。「結局はハッピーエンドじゃん」とか「俳優とか女優とか知らないから観てもおもんない」とかそんなところだと思うけど、もしかするとものすごく勿体無いことをしていたのかもしれない。

「なんかすっきりした」感がものすごく心地よくて、この感覚がストレスとか嫌なこととうまく付き合っていくコツだとしたら、そんな感覚を持つための習慣を今まであまり持っていなかったように思う。来年から始まる社会人生活に向けて、自分の中でリセットできる習慣を見つけていけたら人生もっと楽しく生きていけるそんな気がした土曜日になった。