スイングポイを楽しむ1

 はい。どうも。かめです。

 このノートはスイングポイがもっと楽しくなるノートです。スイングポイって何をやったらいいのか、何を見たらいいのかわからないっていう人に向けて、このノートを作成しようかと思います。多分、少し面倒くさいことを書きます。一読して「ふーん」ってなるもよし、酒のツマミに読むもよし、この記事を読んで練習に励むのもよし、そんなノートにしたいです。

 まず第一弾なんですが、「基礎力がついているのか否かを見れるようになる」です。

 スイングポイの基礎って何っていう話から始まると思うのですが、コレはすなわち「まともにポイを回せること」だと思います。技の一歩手前の段階の話ですね。すなわちキレイな前回しと後回しができていることです。それぞれforwardとbackwardって言いますね。

 色々考えれられているとは思いますが、スイングポイの技はポイと体の位置の位置によって成り立っています。コマで見るとポイと体の位置っていうのがまぁ適切だと思うのですが、基本的にポイって動いているので、感覚としてはその2つを合わせた軌道って言う表現でもいいのかと思いますが、ポイのあれこれを考えるときにコマで考えたほうが言語化しやすいので、いつも体とポイの位置っていう表現をしています。書いてて思ったのですが、この話多分今回使いませんね。

 キレイな前回しと後回しのときに何が必要かって言うとまぁ、僕は以下の4点だと思っています。①手を動かさないこと、②ポイへの力を(振り下ろすときに入れるのではなく)引き上げるときに入れること、③ゆっくりと回すこと、④面を維持すること。この4点は1個でも欠けていると「おや、この子はスイングが汚いな」とか「前回しからやり直したほうがいい」って思われちゃうっていう要素だと思います。では、この4点について、書いていきたいと思います。

①手を動かさないこと

 スイングポイというのは基本的には円運動です。円というのはどういう図形かというと、「円(えん)とは、平面(2次元ユークリッド空間)上の、定点 O からの距離が等しい点の集合でできる曲線のことをいう」(wikipedia先生からの引用、https://goo.gl/4c4xSX)ようです。まぁ、丸ですね。キレイな円を描きたいときに必要なのは、中心があるということと、直線の長さが変わらないということです。ポイをスイングする際に中心はどこかって話になると思うのですが、概ね手の位置、厳密に言うとポイを握って(摘んで)いるところになります。スイングする時に手の位置を動かすと、スイングの中心がぶれてしまって、きれいな円にならないんですよね。なので、まず手の位置を固定させて、ポイを振るということを覚えてもらえればなと思います。厳密に言うと、不可能ですけどね。ポイに力加えてるんだから。

②ポイへの力を引き上げるときに入れること

 ポイをスイングするとき、下から上に引き上げるときは重力の関係で、ポイに力がなくなってしまいます。なので、力は振り下ろすときでなく、引き上げるときに入れてください。あと、キレイな円を描くために、円を描くスピードにも注意してもらいたいのですが、振り下ろすときに力を入れるスイングをしていると、スイングの速度が下ろすときに速くなって、上げるときに遅くなります。速いスイングをしているときはあまり気にならないのですが、ゆっくり回しているときには、どうしても気になるくらい、速さに差が出てきます。個人的にはすごく違和感があります。まぁ、この点はあまり気にしなくてもいいかもしれませんけどね。

 ちょっと話変わりますが、ポイを練習していくと、どうしてもできない技(FLOWも含めて)にぶち当たる時があります。まぁ、当然あると思ってもらっていると思うのですが。この時、途中でポイの回転が止まってしまうとか、そんなところでポイは回らないだとかが壁にぶち当たっている原因になってしまっているとしたら、多分引き上げるときにうまく力が入っていないんだと思います。

③ゆっくりと回すこと

 キレイな円を描くというよりは、キレイに円を描くって話になってきますね。いきなり話の筋がガタガタになってて頭の悪さが露呈していますが、話を進めます。ポイを視認するときに、あまり速いスイングだと、目が追いついていかないので、どのような評価を下すかっていう以前の話になっちゃうんですよね。また、スイングポイは、ゆっくり回すのが難しいです。先程も言いましたが、ゆっくり回すということは、振り下ろすときにあまり力を入れられないということで、結局引き上げるような力の入れ方が必要になってくるからです。高難易度で余裕がないようなスイングポイをやってるなら特に、ゆっくり回すっていうのは、もう逃れられないくらいずっと頭の中心に入れておかなければならないことです。

④面を維持すること

 一番最初に言いました、円とはなんぞやの話に戻るのですが、中心 からの距離が等しい点の集合でできる曲線って話でしたよね。中心の話は手の位置でしましたが、距離の話がまんまこの面の維持の話になるんですよ。ポイの面について、地面に垂直なものであれば2種類、wall面とside面があります、まぁ、この名前自体は今はどうでもいいのですが、これら面をブレさせないっていうのが、私の言うキレイな円を描くための4点目になります。正面から円の軌道を見れるようにポイを見たとき、面がぶれていると、ポイの軌道が楕円(というか歪んだ丸)に見えるんですよね。地面に垂直に回せている部分がオーディエンスから見て一番ポイが長く見えるところで、面がぶれているとその分正面から見たときにポイが短く見えるんですよ。真横(地面と水平)にポイを回すと、軌道が線にしか見えないって思ってもらえれば、わかりやすいんじゃないかなって思うんですけど、こうなっちゃうとキレイな円からはかけ離れちゃうんですよね。なので、キレイな円を描くためには、地面に垂直にポイを振ってください。

 この面の話なのですが、書き始めると本当に長くなってくるんですよね。面の維持の話だけでもうこの記事くらいのやつ一本書けちゃうくらい、こだわりが強くあるんですよ。今書くと多分読んでいる側も書く私もしんどくなるので、こんなもんにしておきます。

 以上、この4点がスイングポイの基礎であるキレイな円を書くことに必要なものになります。そもそも定義に当てはまっていない曲線は円じゃないので、キレイでない円は存在しないから、私が今まで書いてきたコレはなんの話なんだろうって思っている最中のですが、まぁ、こんなことを考えている人もいるんだなぁと思いながら、みなさんもポイのことを考えてくれればと思います。もっと書きたかったですが、疲れましたのでもうやめにします。

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