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誕生日ケーキの予約業務

ふいー。ようやく、ソシャゲのイベントクエストが終わりました。

 普段は、のんびりプレイしているんですが、期間限定って言われると、焦ってしまいますよねえ。さて、あとはPS4のゲームをすべきか、溜まったテレビ番組を見るべきか・・・?

 そんな事をつぶやいていると、カバンの中からメモ用紙がぺらり。

 メモには「チョコケーキ」の文字が。

 そうでした。友人の誕生日ケーキの予約をしなければならないんでした。

 誕生日ケーキ。けえき・・・。

 ケーキは美味しいですよね。うん。・・・とはいえ高価ですし、普段はあんまり食べないんですよねえ。

 なので、ガチのケーキ屋さんにはほとんど入った事ないのです。まあ予約するだけだし。

 いざ、ケーキ屋さんへ。

 あまり広くはないですが、地元では人気のケーキ屋さんです。人気なだけあって、なかなかの客入り。


  普段からケーキを食べてそうな子連れの女性客。

  接待にでも使うのか、びしっとスーツを着たサラリーマン風の男性。

  お孫さんの誕生日なのか、熱心に店員さんにケーキの注文をしているおじいさん。


  ・・・な、なんて居づらい空気。

  一人だったら、いたたまれなくて即回れ右してたかも。ちびっこおもちゃ売り場とか、可愛い雑貨売り場のようなハンパない「場違い感」

  うう、とりあえず、ケーキ注文しよ。

  店内を見渡すと、壁に予約ケーキのカタログが掲載されているのを見つける。なになに・・・あらま、リクエストのチョコのケーキでも3種類くらいあるな。

  サイズ? 5号と6号ってどれが、適正サイズなんだ?? ううん、どれがいいのかわからん。

  優柔不断な僕はカタログの前でうんうん唸って動かない。ああ、背後の視線が怖くなってきた。いや振り向いてないからわからないけど、「さっさと選べやおっさん」と睨まれているようで怖い。

  悩ん出ても決まらないか・・・ええい、君に決めた!

 とシンプルなチョコケーキに決定。サイズは、よくみたら、号数に対しての人数の目安が書いてあったのが見つかる。ならばと5号にしようかな。さて、なんとか注文を出すことに成功。

 大丈夫かな? でもケーキの種類しか聞かされてないんだから、適当でもいいよね??

 一応保険として、ラインでも入れとこう。
 後日、喜んでもらえましたとさ。

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