ドイツサッカー時代の試合当日ルーティン「集中力」と「ボールタッチ」が向上する
ルーティンを行う理由
・集中力を高める
・プレーの精度を上げる
・細かい変化に気づく為
これらがルーティンを行う理由となっております。
特に試合当日は高揚感・緊張感など普段と違ったメンタルが見える場合が多いので、決まったルーティンをこなす事で良いメンタルを保ちます。
ルーティンの種類
ルーティンには3種類あります。
・ウェイティングルーティン
試合本番を待っている時に行うもの。
例えば、試合会場に行くバスの中や自宅の中で音楽を聞いて
リラックスする行動のこと。
・プレスタートルーティン
試合直前に行うもの。
例えば、円陣を組むこともルーティンの1つ。
・プレパフォーマンスルーティン
プレー直前に行うもの。
例えば、イチロー選手などのようにプレーをする直前に一定の決まった
動作を行うこと。
試合当日のルーティン
試合当日のルーティンとしてはこの4つです。
1.瞑想
2.散歩
3.コーヒータイム
4.テニスリフティング
私はこれらを試合当日のルーティンとして行なっています。
おそらく瞑想や散歩はルーティンとしてよく聞く言葉ではあると思いますが、これにプラスしてテニスリフティングも取り入れています。
次に、ルーティンの詳細を説明していきます。
1.瞑想
タイミングとしては、起床して水分補給などを行なった後にすぐします。
時間は5分間で姿勢は自分が一番リラックスできる姿勢で座り、背筋を伸ばします。
瞑想中に無になることがベストなので、自然な腹式呼吸をしている中で頭の中が空っぽになっていれば完璧です。
2.散歩
タイミングとしては、午前10時までの朝の時間帯に10〜15分程がオススメです。散歩しながら音楽やYoutubeを聞き流ししてゆったりと過ごします。
朝のタイミングに散歩をする事で、セロトニンというやる気に関係する物質が体内で多く分泌されます。
3.コーヒータイム
スポーツ選手でも練習・試合前にカフェインを摂取する人が多いように感じます。私も試合当日は必ず飲むようにしています。
カフェインを効果的に摂ることで、集中力やパフォーマンス向上に繋がる事が実証されています。
ここで大事なのが量とタイミングです。特に過剰摂取には注意です。
タイミングはウォーミングアップが始まる30分〜1時間前がオススメです。
一般にカフェインの効果が出るタイミングが摂取後1時間と言われています。試合が始まるタイミング or アップ開始時間に合わせるのが適していると思います。コーヒーの量に関しては、カップ1杯分で十分です。
4.テニスリフティング
これに関しては、周りでやっている人が誰一人居なかったのですが、今回紹介した4つの中で最もおすすめしたいルーティンです。
名前の通り、サッカーボールの代わりにテニスボールでリフティングをするだけです。元々はボールタッチやコントロールを目的として自主練で取り入れていたものなんですが、試合当日のウォーミングアップでも取り入れる事になり、ルーティン化しました。
タイミングはチームでのウォーミングアップが始まる寸前です。アップ前にそれぞれ自由にボールを蹴る時間が設けられるので、そのタイミングでテニスリフティングします。
慣れてない人は難しいかもしれませんが、練習すれば割とすぐにコツをつかめる事ができると思います。このルーティンが終わった後にサッカーボールに触ると最初は若干違和感はありますが、同時にこう思います。
「いつもよりボールを芯に捉える事ができる」「ボールコントロールが簡単」こんな感じに。あれだけ小さいボールを触った後だとサッカーボールの扱いなんて楽勝です。
ルーティンを実施しているスポーツ選手
イチロー選手、五郎丸選手、ウサインボルト、体操の内村選手
世界で偉大な記録を持つ一流のスポーツ選手がルーティンを行なっています。試合中の一つ一つの細かい動作がルーティンとなっているようです。
最後に
ルーティンを行う上で重要な事はやはり自分なりのルーティンを持つという事です。自然と継続的に行う事ができる事、一番リラックスできる事が大きな結果に繋がるのではないかと感じました。
皆さんも是非ルーティンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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