自己主張しないと放置される①

もともと日本では大人しい部類の人間でした。しかし、海外生活を経験して、自己主張しないと損する場面に何度か遭遇することで今では自己主張の塊になりました(笑)ある意味海外で生きていくサバイバルスキルを身に着けたとも言えるでしょう。これから何回かに分けて私が実際に体験した自己主張の重要性を感じた事件をシェアしようと思います。

事件① ATMのエラーで一瞬で$600消失

2018年の某日、日本の銀行口座からお金を引き出し、ATMを使ってカナダの銀行口座にそのお金を入れたところお金がカウントされずにATMの画面が真っ暗になってスタート画面になりました。すぐにカナダの銀行カードの残高を確認しましたが、入金されておらず、お金はATMの中に吸い込まれたまま。

夜の6時くらいで支店は閉まっていたのですぐに電話をしたのですが、カスタマーサービスのスタッフからは明日その使用したATMのある支店に来てくださいとだけ伝えられ電話終了。留学エージェントにも電話し状況説明すると、今は何もできないから明日支店にいくしかないね。とのこと。話を日本語で聞いてもらえて少し落ち着いたものの、半泣きで帰宅しました。

翌日、指示通り支店に行き状況を説明したところ、「ATMの管理会社に調査を依頼しなきゃいけないから少し時間がかかります。」と言われました。

1週間経っても何も連絡はなく、学校のスタッフに相談すると、電話してプッシュしなきゃダメだよ。状況確認してごらん。とアドバイスを受けました。しかし、電話したところ、調査中です。の回答のみ。

また1週間待ちましたが何も進展はなく、今度は事件翌日行った支店に直接状況を確認しに行きましたが、またも調査中です。の回答。この辺から、銀行が本当に調査しているのかも疑い始め、もしこのまま$600が返ってこなかったらどうしようと不安な気持ちが大きくなり始めました。

事件から1か月しても銀行からの連絡はなく、再度私から電話をかけ、また調査中ですと言われたので、限界だった私は「もしあなたがATMのエラーで$600失くして全然返金されなかったらどんな気持ちになるの?」と半泣きで訴えました。

この電話が効果があったのかは謎ですが、半泣きで訴えてから3日後くらいに銀行から電話があり、ATMの中に行先不明の$600が確認されたので返金します。と伝えられました。もーやっと。。

この1か月はかなりストレスで解決したときには経験値10くらいアップした気分でした。今となってはネタですが、何も状況が変わらないときはプッシュしないと放置されるってこういうことなんだと感じた初めての経験でした。

次はIELTSのテストセンターとバトルした事件です。

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