おとですく

DTM・Ableton Live・Pianoを愛する。大学時代にスタジオミュージシャン…

おとですく

DTM・Ableton Live・Pianoを愛する。大学時代にスタジオミュージシャンを目指す→オーディション落選→家具屋に就職→1か月で離脱→1年半親の脛齧り→公僕になる→DTMに覚醒。https://otodesk.bandcamp.com/

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記事一覧

その㊺Live 9 Public Beta

1.はじめに 私がAbletonLiveを使い始めたのはVersion9からとなります。本日紹介するPubricBeta版のYOUTUBEを見て、『これ絶対欲しい~、買うぞ。』って思ったのが昨日の事…

おとですく
1か月前
5

新曲を公開します(7/27 21:00)

lyrics /music /movie:OTODESK singer:Synthesizer V AI Mai  Synthesizer V AI Maiを使ったオリジナル曲になります。 DnBのビートに乗って疾走感全開の作品です。 

おとですく
2か月前
1

その㊹Reversing MIDI In Live - Part 2

1.はじめに 今回は以前に紹介した「その㊴How To Reverse MIDI In Live」の発展的!?内容となります。フィルター効果やピッチベンド効果のニュアンスが少し変わるようで…

おとですく
2か月前
3

その㊸Copy Value To Siblings

1.はじめに DrumRack等で複数のSampleのパラメータを一度に同じ数値にしたい事ってないですか?例えば、すべてのサンプルの音量を-6dBしたいとかです。一つや二つならポ…

おとですく
3か月前
3

その㊷Glitch Follow Action Rack

1.はじめに 早いものでこのシリーズも42回目です。公開時期は10年以上前のMr.billのTutorialシリーズから順に紹介しています。  古いTipsと言っても、未だに色褪せていな…

おとですく
4か月前
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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑬ Max For Live編~Borrasca LFO-5ほか~

1.はじめに 前回に引き続き、フィンランド人のBorrascaさんのMaxForLiveを紹介していきたいと思います。前回紹介したSidechainer 3以外にも、便利なMax For Liveを多数公…

おとですく
5か月前
16

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑫ Max For Live編~Borrasca Sidechainer 3~

1.はじめに 今までの「サウンドデザイン編」ではなく、「Max For Live編」ということで、今までと趣を変えてみます。  Rackを極めるには、Max For Liveデバイスの利用法…

おとですく
5か月前
8

その㊶Channel Headroom (62dB)

1.はじめに 今回は、小難しいお話になります。AbletonLiveにおける各トラックのヘッドルームはどれくらいあるのかというお話です。  ヘッドルーム!?って方もいると思う…

おとですく
6か月前
4

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑪ サウンドデザイン編~Spectral Delay~

1.はじめに お久しぶりです。年が明けてからというもの更新頻度が遅くなってしまいました。音楽していないことはなくて、むしろ去年より制作や勉強・練習に力を入れている…

おとですく
6か月前
13

その㊵Scale Trick

1.はじめに このシリーズも40回目を迎えました。調性のないフレーズに調性を与えるテクニックです。  基本は、MIDIエフェクトの「Scale」と「Pitch」を使います。単純に…

おとですく
7か月前

その㊴How To Reverse MIDI In Live

1.はじめに あけましておめでとうございます!!本年もマイペースで更新していきますのでよろしくお願いします。  さて、オーディオを反転する方法は以前に紹介しました…

おとですく
8か月前
5

その㊳Fractal Effects

1.はじめに 基本的には前回の続きになります。ReverseEffectの手法と大きくは変わりません。  ひとつのサンプルから、どんどんEffectを適用した音を作成していき、組み…

おとですく
9か月前
2

その㊲Reverse Effects

1.はじめに 今回は、色々な場面で応用が可能なテクニックになります。しかも簡単なので是非マスターしたいところです。  出来上がったBeatやメロディー、コードバッキン…

おとですく
9か月前
2

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑩ サウンドデザイン編~Wash Out~

1.はじめに 今回は「Wash Out」を紹介します。「Wash Out」って直訳すると、「洗い落とす」って意味なんですが、ジーンズのWash Outの方が馴染みが深いでしょうかね(色…

おとですく
9か月前
1

その㊱Parallel Compression

1.はじめに 以前に紹介したTips「その㉖How To Subtractively Add Frequencies To Your Mix」の詳細版といったところでしょうか。  いわゆるニューヨークコンプレッショ…

おとですく
9か月前

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑨ サウンドデザイン編~FormantFilter~

1.はじめに この類のエフェクトは、シンセには、ズバリ「FormantFilter」等で搭載されているものも多いので、わざわざ自作する必要はないかもしれません。  しかし、EQ…

おとですく
9か月前
5
その㊺Live 9 Public Beta

その㊺Live 9 Public Beta

1.はじめに 私がAbletonLiveを使い始めたのはVersion9からとなります。本日紹介するPubricBeta版のYOUTUBEを見て、『これ絶対欲しい~、買うぞ。』って思ったのが昨日の事のようです。月日が過ぎるのは早いものです。
 単なる紹介しかしませんが、私のAbleton人生は、わりと最近なのですが、現在はVersion12がリリースされ、MIDI周りの機能はかなり充実してきてます

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新曲を公開します(7/27 21:00)

新曲を公開します(7/27 21:00)

lyrics /music /movie:OTODESK
singer:Synthesizer V AI Mai

 Synthesizer V AI Maiを使ったオリジナル曲になります。 DnBのビートに乗って疾走感全開の作品です。 

その㊹Reversing MIDI In Live - Part 2

その㊹Reversing MIDI In Live - Part 2

1.はじめに 今回は以前に紹介した「その㊴How To Reverse MIDI In Live」の発展的!?内容となります。フィルター効果やピッチベンド効果のニュアンスが少し変わるようですが、音源や制作方法によって効果が変わります。変化を感じられないケースもありますので玄人向けの内容かと思います。
 いわゆる「MIDIの逆再生」は、色々なエフェクトと組み合わせる事で、可能性は無限大です。もちろん

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その㊸Copy Value To Siblings

その㊸Copy Value To Siblings

1.はじめに DrumRack等で複数のSampleのパラメータを一度に同じ数値にしたい事ってないですか?例えば、すべてのサンプルの音量を-6dBしたいとかです。一つや二つならポチポチすれば良いですが、100Sampleとかだと大変ですよね。
 そんな時に役立つのが「同種に値をコピー」という機能です。Abletonの基本機能ですが、工夫次第ではサウンドデザインにも活用ができます。

2.ネタ元動画

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その㊷Glitch Follow Action Rack

その㊷Glitch Follow Action Rack

1.はじめに 早いものでこのシリーズも42回目です。公開時期は10年以上前のMr.billのTutorialシリーズから順に紹介しています。
 古いTipsと言っても、未だに色褪せていないテクニックが満載なので、曲作りサウンドデザインに活かすことが可能です。

2.ネタ元動画の紹介 毎回言っていることですが動画見れば分かる内容ですね。
彼は、DrumRackに沢山のSampleを設定して、その後

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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑬ Max For Live編~Borrasca LFO-5ほか~

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑬ Max For Live編~Borrasca LFO-5ほか~

1.はじめに 前回に引き続き、フィンランド人のBorrascaさんのMaxForLiveを紹介していきたいと思います。前回紹介したSidechainer 3以外にも、便利なMax For Liveを多数公開しています。すべて無料でDLできるのも素晴らしい!!

 今日は幾つか推しのヤツを紹介していきます。

2.Borrasca LFO5VitalやSerumみたいに自由に描けるLFOです。純正の

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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑫ Max For Live編~Borrasca Sidechainer 3~

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑫ Max For Live編~Borrasca Sidechainer 3~

1.はじめに 今までの「サウンドデザイン編」ではなく、「Max For Live編」ということで、今までと趣を変えてみます。
 Rackを極めるには、Max For Liveデバイスの利用法も知っておくと幅が広がります。また、Rackを使わないにしても単純に便利なモノも沢山ありますので、色々遊んで楽しんでみてください。
 今回紹介するのは、AbletonLive Suiteにある純正(純正というの

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その㊶Channel Headroom (62dB)

その㊶Channel Headroom (62dB)

1.はじめに 今回は、小難しいお話になります。AbletonLiveにおける各トラックのヘッドルームはどれくらいあるのかというお話です。
 ヘッドルーム!?って方もいると思うので簡単に説明すると、

になります。正確な定義がこれがどうか分かりませんが、クリップしない信号の大きさというのがポイントです。

 それがどうした、何に関係があるんだ?と思う人も多いでしょう。
AbletonLiveで作曲し

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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑪ サウンドデザイン編~Spectral Delay~

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑪ サウンドデザイン編~Spectral Delay~

1.はじめに お久しぶりです。年が明けてからというもの更新頻度が遅くなってしまいました。音楽していないことはなくて、むしろ去年より制作や勉強・練習に力を入れている次第でして、更新が後回しなっているのが現状です。
 まあ言い訳はこれくらいにして、今回はColourBassなんかにも応用できるエフェクトの作り方を紹介します。
 その名も『Specral Delay』。
有料製品だとMeldaProdu

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その㊵Scale Trick

その㊵Scale Trick

1.はじめに このシリーズも40回目を迎えました。調性のないフレーズに調性を与えるテクニックです。
 基本は、MIDIエフェクトの「Scale」と「Pitch」を使います。単純に一つだけだと面白くもなんともないので、複製してRack化してPitchをずらせばOK。

2.ネタ元動画の紹介 説明不要の分かりやすさ。「アイデアをどう膨らますか?」これに尽きますね。3つか4つ複製しても面白いですね。複雑

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その㊴How To Reverse MIDI In Live

その㊴How To Reverse MIDI In Live

1.はじめに あけましておめでとうございます!!本年もマイペースで更新していきますのでよろしくお願いします。
 さて、オーディオを反転する方法は以前に紹介しましたが、MIDIを反転する方法を紹介していませんでした。
 実は、このテクニックAbletonLive9だったか10でReverseボタンが実装されて、もう不要なテクニックなんです。
 でもね、私は不要とは思わないんですよ。『MIDIストレッ

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その㊳Fractal Effects

その㊳Fractal Effects


1.はじめに 基本的には前回の続きになります。ReverseEffectの手法と大きくは変わりません。
 ひとつのサンプルから、どんどんEffectを適用した音を作成していき、組み合わせる手法ですね。どの音も元サンプルから派生しているのでFractal(相似的)なので違和感のないサウンドスケープを作成することが可能です。

2.ネタ元動画の紹介 動画の最後でBreakBeatを合わせようとして、

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その㊲Reverse Effects

その㊲Reverse Effects


1.はじめに 今回は、色々な場面で応用が可能なテクニックになります。しかも簡単なので是非マスターしたいところです。
 出来上がったBeatやメロディー、コードバッキングの一部(全部でもよい)のみにReverb等のエフェクトをかけて、Reverseしたものを元音の前後に配置したりしてアレンジするテクニックです。
 私は、煮詰まったときなんかに絶対に試すテクニックですね。簡単にできるんだけど、その曲

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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑩ サウンドデザイン編~Wash Out~

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑩ サウンドデザイン編~Wash Out~


1.はじめに 今回は「Wash Out」を紹介します。「Wash Out」って直訳すると、「洗い落とす」って意味なんですが、ジーンズのWash Outの方が馴染みが深いでしょうかね(色落ちって意味かな)。
 サウンドデザイン的には色褪せた感じを表現することを指しています。
まあ、厳密に言うと、WashoutとWash outでは意味も違うようでして、Wasuoutには「落伍者、失敗者」という意味

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その㊱Parallel Compression

その㊱Parallel Compression


1.はじめに 以前に紹介したTips「その㉖How To Subtractively Add Frequencies To Your Mix」の詳細版といったところでしょうか。
 いわゆるニューヨークコンプレッションというヤツですね。強調したい帯域をEQで抜き出してコンプで圧縮する手法ですね。
 前回紹介したものより詳細に解説されています。

2.ネタ元動画の紹介 非常に分かりやすい説明ですね。

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『AbletonLive Rackを極める!!』その⑨ サウンドデザイン編~FormantFilter~

『AbletonLive Rackを極める!!』その⑨ サウンドデザイン編~FormantFilter~


1.はじめに この類のエフェクトは、シンセには、ズバリ「FormantFilter」等で搭載されているものも多いので、わざわざ自作する必要はないかもしれません。
 しかし、EQをグイグイ動かして遊ぶことの楽しさを実感することは、サウンドデザインを考えるうえで非常に重要かな?と思います。
 実際、私が自作したきっかけは、「ゼロから始める音響学」(著:青木直史、講談社)という本。フォルマントについて

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