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第66回 入園式に出席する件

今日妻と娘は近所の保育園に体験入園しに行きました。

その後、ママ友と娘のお友達とピクニックに行く予定でしたが、ドタキャンされたそうです。

11月になると希望の園を市役所に申告するので、多分これが最後の体験入園になります。

妻は入園式のことを考えていて、わたしも連れて行くつもりですが、わたしは言われて「えっ」と思いました。

自分が入園式に行くことなど考えたこともなかったからです。

それは、自分の記憶にわたしの父が入園式に来たというのがなかったからですし、昭和一桁のお父さんはそんなものでした。

わたしの世代はニューファミリーのはしりです。そして、歳の差から言って妻はニューファミリーに育てられたという感じです。

わたし自身のニューファミリー時代は学校を卒業して就職、渡米、帰国、その他なんだかんだしているうちに、気がついたら30半ばでした。

会社の同期は全員結婚して、自分が取り残されたことを自覚した頃から婚活を始めました。

その同期はもう、じぃじ、ばぁばです。

周回遅れのパパなので、ずれは仕方がないにしても、「入園式かー ハァ」というなんとも説明のしようがない感覚におそわれます。

子育てに関して、わたしは多分言われなければ何もしません。

自分の残り時間が後わずかなので、人のことを気にしている暇がないのです。

それにしても子供のことですから、何もしないわけにはいかないので、入園式には行くでしょうが、終わったらこう呟くでしょう。

「入園式かー ハァ」

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