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メンバーの安心感を引き出す‘’合言葉‘’~足立区議のLGBTQ問題発言から考えるマネジメント論~


こんにちは!
Paddle株式会社編集長・星野(@Asakusa_999)です。


注文していたレインボーのネックストラップが昨日手元に届きました。
レインボーはLGBTQへの尊厳を表すカラーです。

本業にしている人事の仕事における面談や面接の際に、
「アライ」(理解者)としてのスタンスを示すために着用しようと思っています。

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▼昨年、話題になった足立区議の発言
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LGBTQに関連する記憶に新しいニュースといえば、
2020年10月に足立区議が
「同性愛者を法律で守れば足立区は滅んでしまう」と発言した一件。

差別的な発言として世論から批判も多く、
各メディアでも大きく取り上げれました。

しかし当の発言者は本件に対する取材を受けた際、
「周辺にLの人もGの人もいないので理解のしようがない」と訂正や撤回の意思は無し。

その後、足立区議会が謝罪文を掲載し、
最終的には発言者も謝罪、発言を撤回する運びになりました。

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▼‘’理解遅れ‘’が生まれる悪循環
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本件に問題があったことは明白ですが、
私はこの発言がとても気になりました。

「周辺にLの人もGの人もいないので理解のしようがない」

発言者は自分の周りにLGBTQの当事者が居ないため理解が出来ないと仰せでしたが、
これは深刻な悪循環だと思いました。

日本人の13人に1人(左利きやAB型とほぼ同じ割合)がLGBTQの当事者と言われていますから、
発言者の周りにもきっとLGBTQの方は居たはずです。

しかし発言者がLGBTQへ理解不足だったが故に、
LGBTQ当事者がそれを表明できなかっただけの話だと思います。

そうして気付かぬうちに"理解遅れ"が進み、
多くの人を傷付ける問題発言に発展してしまいました。

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▼思い込みには要注意
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「自分の周りに◯◯は居ない」

このような思い込みには注意が必要です。

自分の理解がないことで、
当事者が自分の近くに寄って来ず、
知らぬ間に自分が情報弱者になってしまい、
気付いた時には取り返しが付かなくなる…

この負のサイクルは案外、身近にも起き得る事だと思います。

足立区議の発言を聞いて、
「まさかこんな発言しないだろう」と思っていても、
マネジメントを務める方々は"明日は我が身"かもしれません。

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▼「きっと居る」
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「自分の周りに転職を考えているメンバーは居ない…」
「自分のチームに悩んでるメンバーは居ない…」

いやいや、そんなことないはずです。
恐らく転職を考えているメンバーは居ますし、悩んでいるメンバーも居ます。
きっと言い出せていないだけです。

さまざまな違いや課題に対し、
"ないもの"として接されるとメンバーとしては、
それを公にすることに高いハードルが生まれます。

まずは違いや課題を"あるもの"として接することで、
メンバーの安心感を引き出すことができるかもしれません。


「自分の周りに◯◯は居ない」
ではなく、
「自分の周りに◯◯はきっと居る」
へ。

そうすることで"理解遅れ"を未然に防ぎ、
メンバーと良好な信頼関係が築くきっかけになるかもしれません。


#誰もがクリエイティブに能力を発揮できる社会を創る

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