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新日本プロレスの復活から学ぶ、令和で輝く働き方とは?

こんにちは!Paddle編集部・Kです。

世は仕事始めから1週間が経ち、年末年始モードも抜けてきた頃と思いますが、
皆さんはどのような年末年始を過ごしたでしょうか?

私の年始の一番の思い出は、
「1.4東京ドーム大会」。
そう、新日本プロレスの年に一度の祭典です。

日本プロレス界のトップ団体である
新日本プロレスが、1月4日に東京ドームで、
年間最大規模の大会を行うのが毎年の風物詩。

今日はそんなプロレスを切り口に、
令和時代の働き方について、考えてみたいと思います。

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大盛況で幕を閉じた2020年の「1.4」
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先述の東京ドーム大会は今年も大盛り上がり。

私も7年前にプロレスにハマって以来、
毎年1月4日はプロレス観戦していますが、
今年は特に大盛況でした。

バラエティ番組でも有名な往年の名レスラーである
獣神サンダーライガーの引退試合や、
史上初の2大ベルトの統一王座戦など、
目を惹く話題も多くありました。


そしてなんと、今年は、
史上初の1月4日、1月5日の2日連続の開催!

通例では、1月4日単日の大会ですが、
今年は長いプロレスの歴史の中でも初となる2days。

2日間の観客動員数は、7万人を超えました。

とにかく大盛況で幕を閉じた、令和初の東京ドーム大会。

今や、新日本プロレスは日本の中でも有数のエンターテイメントになりました。

最近ではテレビにも多くのレスラーが出演し、
プロレスの話題を取り上げる情報番組も増えました。

会場に来るファンの約半数が女性や子供と言われるくらい
幅広い層からの支持も集めています。

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新日本プロレスのV字回復
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今でこそ、隆盛を誇る新日本プロレスですが、
数年前までは苦しい時代が続いていました。

新日本プロレスのV字回復劇は、
ビジネスの世界でも多くの注目を集めています。

かつてアントニオ猪木や、長州力などが築き上げた黄金時代。

団塊の世代が子供の頃は、
テレビではゴールデンタイムにプロレスが放送され、
タイガーマスクがチビッ子のスターだったそう。

それが、2000年代以降、
有名選手の離脱や、総合格闘技人気の台頭、
時代に則さない古い体質などから人気が低迷。

団体の売上もグングン落ちていき、
プロレスの放送はいつの間にか深夜枠になっていました。

1996年に40億円を記録した売上高は、
2011年には11億円まで落ち込み、倒産の危機まで迎えました。

それが2012年以降、右肩上がりに業績を伸ばし、直近3年は下記の売上を記録。
20年ぶりに最高益を更新し続けています。

2017年 38億円
2018年 49億円
2019年 54億円

この新日本プロレスの復活は、
2012年にゲームコンテンツ会社であるブシロードさんが親会社になったことが契機と言われています。

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ブシロードさんの「IP戦略」
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新日本プロレスのV字回復の要因は、いろんなメディアでも語られています。

中でも私が着眼しているのは、親会社のブシロードさんが掲げる、
「IPディベロッパー戦略」ーーー。

IP=知的財産 (Intellectual Property)を利用したビジネスは、
ゲームやアニメなどのコンテンツを抱えるエンターテイメント会社を走りとして、
様々な領域で活用されてきています。

自社製品や、自社社員が製作した作品の知的財産(IP)をコンテンツとして販売するビジネスです。
コンテンツを高く売るために「IP」の価値を高めていきます。


ブシロードさんは、この「IPディベロッパー戦略」を新日本プロレスにも転用したといいます。

同社の決算資料でも記載されていますが、
プロレス選手一人一人の
「個」としてのキャラクターや物語を打ち出し、
各選手に「IP」としての魅力付けを行いました。

【IP拡大のための具体的プロモーション】
・山手線ラッピングやTVCMなどマスへ訴求する広告展開
・選手ひとりひとりによるSNSでの発信
・バラエティ番組等への出演
※2019年ブシロード決算説明会資料より


また、HPの社長メッセージでは、
以下のように語っています。

2012年より当グループに参画した「新日本プロレス」も1つのIPと捉えています。
選手一人ひとりにはキャラクター性があり、それぞれが物語を紡いでいるからです。


確かに、一ファンとして見ていても、
2013年くらいから、
twitterを始める選手も増え、
各選手の人となりやカラーが色濃くアピールされてきた気がします。

「プロレス好き」というファンのみならず、
「棚橋好き」
「内藤好き」
「真壁好き」
という選手個人を応援するファンも増えた印象です。

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令和時代に輝く働き方
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新日本プロレスのV字回復の背景には、
「個」を際立たせたIP戦略があるといいますが、

これからの時代、どの仕事でも、
「個」で輝く時代かもしれません。


SNSなどの発達で、
個人が影響力を持てるようになった時代。

副業解禁など、
多様な働き方が出来る中で会社に依存しなくなった時代。

情報の流通で、
コモディティ化が進み差別化が難しくなった時代。

VUCAの時代と言われ、
何が起こるかわからない変化が激しい時代。


そんな時代に求められるのは、
「全体」に馴染む力ではなく、
「個」としての輝きや価値を発揮する力かもしれません。


"会社や団体に巻かれて生きる。"
"みんなと一緒にしてれば間違いない。"

そんな時代は、終わりを迎えたような気がします。


進めていきたい、
「個人IP戦略」ーーー。


自分のキャラクターや、物語で勝負して、
自分という人間で独り立ちする事が、
令和の時代で、右肩上がりに伸びていく人材になるひとつのポイントかもしれません。

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