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メジャー挑戦・カープ菊池選手への批判から考える「成功する組織文化」

こんにちは!Paddle編集部・Kです。

年の瀬で世の中が慌ただしくなる中、
プロ野球のストーブリーグも動きが激しいです。

特に今年は、多くの一流プレーヤーが、
メジャーリーグへの挑戦を表明しており、
例年に増して注目が集まっています。

本日は日本人選手のメジャーリーグ挑戦から、
「成功する組織文化」について考えてみたいと思います。

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世界最高峰守備職人のメジャー挑戦
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「菊池涼介が広島残留表明 メジャー移籍叶わず」ーーー。

広島カープからメジャーリーグへの挑戦表明をしていた、
菊池選手について先日、各メディアでこう報じられました。

菊池選手は、
近年の広島カープの快進撃を支え、
日本代表の二塁手も務めるプレーヤー。

特に高い守備力は多くのファンを魅了し、
世界各国のスカウトからも「世界最高峰の二塁守備の名手」と評されていました。
※私も大好きな選手です。

そんな菊池選手は12月にメジャー挑戦を表明。
約1ヶ月間メジャー各球団からオファーを待っていましたが、
良いオファーがなかったのか、
最終的にはメジャー挑戦を諦める結果に。

「野球をやっている以上、トップレベルでやりたい」と、
メジャーへの想い口にしていた菊池選手でしたが、
夢を諦め、広島カープに残留する事になりました。

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菊池選手に対する批判の声
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そんな菊池選手に対して、
ネット上で多くの批判の声が上がっていました。

「この出戻りは、ダサい」
「この成績でメジャーにいけるわけがない」

"この成績で"と触れましたが、
確かに菊池選手は過去のメジャー挑戦者達と比べて日本での成績は劣っています。

守備は世界最高クラスですが、
打撃は"超"一流、というほどではない。

今シーズンの.261という打率は、
セ・リーグ規定到達者30選手中、25位。

日本でも圧倒的傑出度では無い菊池選手の打撃力が、
今回メジャー契約に至らなかった主な理由と言われています。


「そもそも最近は、レベルに見合わない選手のメジャー挑戦が多すぎる」

そんな声も多く上がっています。


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過去より敷居が低いメジャー挑戦
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今でこそ多くの日本人選手が挑戦しているメジャーリーグですが、
その道を開いたと言われているのは、
1995年メジャー移籍した野茂英雄投手。

以来、計61名もの選手が海を渡っています。

まだ日本人がメジャーリーグに移籍することが
レアケースであった初期の頃は、
ほんの一握りのトップ選手がメジャーに挑戦していました。

イチロー選手や松井秀喜選手、松坂大輔選手など、
"国民誰もが知っている"ような
日本で圧倒的な成績を残した、選手達。

それに比べると、近年は確かに、
"プロ野球ファンなら知っている"ような選手達が
多くメジャー挑戦しているのも事実です。

先駆者達の実績のおかげで、
今は比較的メジャー挑戦がし易くなっている時代と言えるでしょう。

大谷翔平選手や、清宮幸太郎選手などに代表されるように、
多くの選手が、若手のうちからメジャーの夢を発表することが、
ひとつのトレンドにもなっています。

「レベルの低い選手のメジャー挑戦が増えている」
「昔よりメジャー挑戦の敷居が下がっている」

この声は、確からしそうですが、
果たしてこれは憂うべきマイナスな状況なのでしょうか?

私はむしろ、凄く良いことだと思っています。

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成功のカギは「○○」を応援する風土
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「挑戦」の数が成功の可能性を高めると、
スポーツの世界でも、ビジネスの世界でもよく語られます。

マイケルジョーダン選手も、
本田宗一郎さんも、堀江貴文さんも、
成功者は口を揃えて言います。

「挑戦しろ」と。

挑戦して失敗しても、学びを得て、
次に活かせば、一歩成功に近付きます。

失敗しても前に進むので、
挑戦することのデメリットは殆どありません。


挑戦を繰り返すことが、成功への一番の近道です。


そう考えると、多くの選手がメジャー挑戦できることは、
各選手の成功においても、
日本野球界全体の発展においても、
プラスに作用する大変喜ばしいことだと思います。

実績の浅い若手がメジャーの夢を口にした際に、

「成績を残してないくせによく言うよな」
ではなく、

「いいじゃん!挑戦してみなよ!」
の声が溢れてほしい。


チャレンジを閉ざすような風土に未来はなく、
チャレンジを後押しする風土こそが、
成功や発展を生むのだと思います。

野球界に限らず、
「挑戦」を応援する風土醸成が、
成功や発展のカギだと思います。

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挑戦姿勢を促すマインドセット
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では、挑戦を繰り返せる、
「失敗を厭わない姿勢」は
どんな心構えから生まれるのでしょうか?

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック教授によると、
物事に取り組む際のマインドセットは2種類あるそうです。

1.固定型マインドセット
2.成長型マインドセット


固定型マインドセットは、
「能力はもともと決められており変わらない」という考え方。

成長型マインドセットは、
「自分の能力は努力次第で成長させることができる」という考え方。

例えば、何かが上手くいかなかった時に、

固定型マインドセットの人は、
「自分の才能(=自分では変えられないもの)のせいだ」と考える。

成長型マインドセットの人は、
「自分の努力(=自分次第でどうにか出来たもの)のせいだ」と考える。

つまり、失敗を成長の糧として、
次なるチャレンジを繰り返せるのは、
成長型マインドセットの方だと言われています。

自分の能力は意志と努力の力によって変えられると確信していれば、
失敗を成長へのチャンスと捉えることが出来ます。

・挑戦を是とする文化醸成
・成長型マインドセットの醸成

成功し、発展していく組織を創る際には
この点がポイントになりそうです。


成長型マインドセットの人が増え、
挑戦を繰り返す人が増え、
挑戦を後押しする風土が出来たら、
人の可能性がもっともっと拡がっていくのではないでしょうか。



私は、今回の挑戦を糧に、菊池選手が
来季以降更なる飛躍をする事を楽しみにしています!

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