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吉本興業‘’キングコング世代‘’のような「黄金世代」を意図的に生む方法

こんにちは!Paddle編集部・Kです。

12月も半ばに差し掛かり、世の中も年の瀬モード。
テレビ番組ではお笑いの祭典が始まり、年末の空気を感じます。

来週はM-1グランプリがあり、
先週末はTHE MANZAIと年に一度の笑いの祭典が立て続けに放送されます。

本日は、THE MANZAIでのとある芸人の活躍から考える、組織活性における話です。

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THE MANZAI で最も異彩を放った芸人
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数々の一流芸人が出演するTHE MANZAIで、
異彩を放ち、注目された芸人。

ウーマンラッシュアワーの村本大輔———。

ここ数年、THE MANZAIでの彼らの漫才は大きな注目を集めています。
今回も放送後、ネット上では賛否の声が乱れ飛びました。

毎年のこの舞台で彼らは、
"テレビお笑い"においてタブーとされている話題をネタにします。

原発問題や米軍基地問題、朝鮮人に対する差別問題など、
政治を絡めたネタや皮肉をふんだんに盛り込んだ漫才を披露します。

数年前から、年に一度、THE MANZAIを通じて、
テレビ漫才で「言いたいことを言う」このスタイルを続けています。

かつては人気テレビ芸人としてテレビにも多数出演していた村本さんですが、
近年は、殆どテレビに出演していません。

テレビに出ていないと「消えた」「干された」などと捉えられることも多いですが、

実は村本さんはテレビ以外のフィールドで大活躍されています。

「言いたいことを言う」彼のスタイルが、
スポンサーからお金を貰うモデルであるテレビに合わないだけで、

テレビ以外のフィールドで「村本ファン」を世の中に着々と増やしています。

村本さんは毎日のように「独演会」を全国各地で開催し、
自由な内容が発信できる舞台や講演を
主な主戦場として多くのファンを抱え、成功を収めています。

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既存の「芸人像」に捉われず大活躍する芸人
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村本さんのように、
自身の仕事や立ち位置について本気で思考し、
自分が闘うフィールドを的確に見極め、
活躍の幅を広げる芸能人が最近増えたように思います。

その先駆者的存在は、
キングコングの西野亮廣さんではないでしょうか。

キングコングは10代で漫才賞レースを制覇したり、
20歳で全国ネットのゴールデン番組の司会をしたり、
かつては、テレビ芸人として大ブレイク。

しかし、その後、西野さんは
「自分の主戦場はテレビではない」と判断し、
自らテレビの世界から軸足を抜きました。

現在では、キングコングは殆どテレビには出演していません。


それでも、彼らは、売れ続けています。

西野さんは絵本作家や実業家など様々な顔を持ち
日本有数のエンターテイナーとして大活躍。

その後を追うように、
相方の梶原さんも「カジサック」として
YouTuberデビューし、大活躍しています。

SNSやインターネットの台頭により、
「テレビ=人気の象徴」という概念が崩れ去った
今のエンターテイメント界。

テレビの力に頼らず、
"自分の力で稼ぐ"能力を磨くことが、
最先端であり、最重要な時流のような気がします。

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現代を代表する売れっ子芸人の共通点
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そんな最先端かつ最重要な流れを汲んでいる、
村本さんやキングコングには共通点があります。


NSC大阪校22期生ーーー。

そう、彼らは所属する吉本興業の養成所の同期です。

この世代の同期、その他には、、、

ピース
とろサーモン久保田さん
南海キャンディーズ山里さん
NONSTYLE
スーパーマラドーナ
なかやまきんに君…etc.

こうしてみると、この世代は売れっ子が多く、

独自のカラーを発揮している芸人が多い印象です。

ピースの又吉先生は、文才を発揮し芥川賞作家に。
相方の綾部さんは、世界的コメディアンとしてNYを拠点に活動中。

南海キャンディーズの山里さんも、ナレーション業など個人でもワイドな活躍。

井上裕介さんが何度か不祥事を起こしているNONSTYLEが、
今も中高生に熱狂的ファン層を持っているのは、
彼らが"自分で稼ぐ力"を持っている証だと思います。

現代に即した売れっ子芸人が多いこの世代は、
吉本興業において「黄金世代」と言えるのではないでしょうか。

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「黄金世代」の発生に必然性は持たせられないのか?
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全国各地の企業、学校、部活など
様々な組織で「黄金世代」なるものが存在すると思います。

どこの組織でも数年や数十年に一度そんな世代が発生する印象ですが、
同時期に優秀な人が突出するのは偶然なのでしょうか。。。

「黄金世代」を必然的に発生させられたら、どんなに素晴らしいだろうか。。。

みなさんは「ピア効果」なるものをご存知でしょうか?

私の勝手な想像ですが、
NSC22期生には、ピア効果が働いたのではないかと思います。

ピア効果とは、
意識や能力の高い集団の中に身を置くことで、
切磋琢磨しお互いを高め合う効果のことです。


NSC22期生が、
キングコングの存在により互いが刺激し合ったのは有名は話です。

10代そこそこで爆発的に売れたキングコングは、
同期から嫉妬の対象となり、
多くの同期がキングコングを敵視し、
彼らを越えようとハングリーに活動したと言います。

※この辺りのエピソードはカジサックさんの
YouTubeチャンネルにたくさんございますので、
気になる方は是非ご覧ください!

キングコングに刺激を受けた、
素晴らしいポテンシャルを持つ芸人達が切磋琢磨し、
互いの存在を意識し合う事で、実力を伸ばしていったのではないでしょうか。


ただし、ピア効果には「負のピア効果」もあると言われており、
互いの存在がマイナスに作用してしまうケースもあるようです。

競争相手との実力差が大きすぎる場合などは、
「負のピア効果」が発生することが多いようです。

周りとの格差が激しくなると、
「自分は能力が低い」と自己効力感を得られず、
意欲が湧かず、成長しないという流れですね。

※「期待」が子育てにもたらす効能については以下の過去のnote記事で↓↓
『学生時代の得意科目と苦手科目は何で決まった…?』


「正のピア効果」を狙うには適度なレベル設計が重要ですが、
組織活性のヒントになるのではないでしょうか。

人事施策にこの効果を組み込み、
「ピアボーナス制度」を導入する企業などもありますね。


適切なレベルの者同士を切磋琢磨させて、
多くの「黄金世代」を生み出せる組織作りのプロフェッショナルになりたいものです。

そんな組織で混雑する時代(ラッシュアワー)が来たら、パラダイスですね。

(Paddle株式会社 編集部・Katsu)

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