物事を多面的に見ることの大切さ
最近、いやずっとですね。
いじめ、誹謗中傷など、昔からありますし、最近はSNSなんてやりたい放題で酷いです。
やられるのも嫌ですし、逆にやるのも嫌ですよね。
でももし自分の子供がいじめの加害者になり、相手を傷つけたり最悪死に追い込むようなことをしたらどう思いますか?
・自分の育て方が悪かったのか…
・自分に何かできたのではないか…
・子供ともっと向き合っていれば…
後悔の念にかられると思いますが、じゃあもしそうなったとして、過去に戻れるとしたら子供に何をしますか?
親は子供に何ができるでしょうか?
そこで今回はいじめの加害者にならないために親ができることを1つ紹介していきます。
いじめや誹謗中傷をする人は2種類に分けられる
誹謗中傷ができる人は2種類に分けられます。
1.相手の気持ちが分からずにやっている
2.相手の気持ちが分かっててあえてやっている
2番に関してはここまで捻くれてしまったら治るかどうかも不明なので今回は触れないでおきます。
ほとんどの場合が1番です。
1つの目線でしか物事を見れないから相手の気持ちが分からないのです。
分かってるつもりでも分かってないケースが多いです。
物事を多面的には見るためには、『体験→思考』
ほとんどの場合、体験だけもしくは体験すらもせずに日々過ごしていますが。
親ができることは体験の『機会』とその『体験をした時の考え方』を教えることです。
例えば、
料理を食べる側と作る側
食べる時に当たり前にしていることについて、作る側からしたらどう思うか?
・ソースやマヨネーズなどを1口も食べないでドバドバかけるような子なら、味付けに拘り料理させてみたり
→ここで調味料いっぱいかけられたら嫌じゃない?
・作ってくれた人に対して感謝の気持ちが足りない子なら、みんなの反応に注目してみたり
→みんな美味しそうに食べたり感想言ってくれると嬉しいね!
子供はなんとなくは分かってはいるけど、
言語化できていない=分かったようで分かっていない
ことが多いので、そこを考えさせてあげる、もしくは軽く答えを教える必要があります(考えることを放棄してしまう子には)
理想の思考フレームワーク
何か体験した時に、その体験を元に考えるためのフレームワーク
『FTBIの法則』と言うのがあります。(フトビの法則)
fact、thought、background、i'm ok?
これの良いところは自分の感情を元にどんどん成長でき、これからの時代に必要な『個』が際立つところにもあります。
〇〇が起きた→どう思うか?→なぜそうなのか?→じゃあ自分は?
先ほどの例、調味料をたくさんかける人は
F:一口も食べてないのにソースをたくさんかけられた(事実)
T:せっかく味付けに拘って作ったんだから、一口ぐらい普通に食べて欲 しい(その事実に対して思ったこと)
B:なんでそんなことが当たり前にできるのだろうか?(背景を考える)
I:ただ、自分は人のこと言えるのか?(自分ごとに考える)
これはマイナスな気持ちで書きましたが、もちろん嬉しい時もこのフレームワークに当てはめてください。
悪い体験をしたら『自分は△△に気をつけよう!』
良い体験をしたら『自分も〇〇をしよう!』
これが小さい頃からできていれば、立派な大人になってくれると思いませんか?
ましてやいじめや誹謗中傷など、人を傷つけるような子ではなく、
『自分がやられて嫌なことはしない』
聞き慣れた当たり前のことですが、これができるようになるのではないでしょうか。
その当たり前ができるようになるためには、物事を色々な角度で見て考えることが必要なのです。
そしてそのために親が子供に考えさせる質問、一言で言うと
『なぜなのか?』
これを小さい頃から質問し続けると、考えられる子になってくれます。
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