【ユンゲ・フライハイト紙】ウィーン大学: 極左が講義を妨害し、学生を負傷させる

2020年1月15日
ウィーン発: 極左活動家がウィーンにおいて、歴史家のLothar Höbeltの講義を妨害し、学生を攻撃した。彼らの自己申告によれば、Antifaの約200人の構成員と支持者と左翼過激派の集団が講義室の前に集まって、彼をブロックしたのである。彼らはソーシャル・メディアでこの妨害の映像を拡散している。

この講義に出席しようとした学生は、卵を投げつけられることになった。一人の講義に参加していない学生も、その際に頭部に怪我を負うことになった。オーストリア自由党に近しい自由学生の輪(RFS)の代表者に対して、その組織の報告するところでは、一人のデモ参加者が唾を吐きかけた。さらにたくさんの極左活動家が、背後から彼を殴打したり足蹴にしたりして、攻撃した。このRFSの構成員は、安全な場所に移されなければならなかった。そのときには、その場所に警察は一人もいなかったのである。

ウィーンのRFSは、新たな講義の妨害と暴力的な狼藉行為を、理解不可能な錯乱と呼んでいる。「今日の攻撃はただの氷山の一角に過ぎない。最終的に私たちはウィーン大学の側の責任ある態度を期待しているし、実行者による釈明がなされることを望んでいる」。

この事件はハンブルク大学での騒乱を思い出させる
Höbeltに対する妨害と抗議は、11月から続いている。その背景にあるのはシュタイアーマルクの自由学術連盟の催事における——彼はまたJUNGE FREIHEITにも寄稿したことがあるが——彼の講演である。Höbeltを助けるために、Kurierによれば、同じ運動の構成員30名がその場にいた。そして彼らは、あとからやってきた警察によって取り囲まれることになった。Höbeltは、この騒乱のあいだは講義室にはいなかった。

このウィーン大学における暴動は、ハンブルク大学における事件を思わせるものである。そこでは極左の活動家が、ドイツのための選択肢の創設者であるBernd Luckeの講義を、何度も妨害したのである。警察百人隊の保護によってようやく、Luckeは自分の講義を防御することができたのであった。

https://jungefreiheit.de/politik/ausland/2020/linksextreme-verhindern-vorlesung-und-verletzen-studenten/

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