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ほめ方叱り方トレーニング講座

復職して毎日バタバタ過ごしていたら、最後の記事から2か月以上経ってしまいました。。。

以前参加した「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」の著者、島村華子さんのご講演(詳細はこちら)が面白かったので、「ほめ方・叱り方トレーニング講座」の導入編と実習編に参加しました。6月から、12人の仲間と共に、導入編は2時間×5回、実習編は1.5時間~2時間×4回、濃密な学習の旅をすることができました。

モンテッソーリ、レッジョ・エミリアに惹かれて受けた講座でしたが、気が付いたら、自己変容の学習の旅になっていました。昨日で講座が終わってしまったのが、寂しいですが、新しい旅に向けて、今までの学習の旅を振り返りたいと思います。

導入編では、ほめ方、叱り方、子どもとのつながり方を、論文に基づくエビデンスベースで理論的な説明がありました。子育てには様々な要因があるので、個人的な成功体験や根拠なくもっともらしいことを書いてある本には懐疑的だった私にはエビデンスベースというところがツボでした。導入編を通じて、子どもへの接し方に自分の中で軸(理想像)ができていきました

実習編では、3人1組のロールプレイが中心に行われました。親役、子ども役、観察者を経験します。キーワードは「共感(Empathy)」。同意をする必要はないけど、相手の立場になって共感することが大事であることを体感しました。以前、長男(3歳1か月)がトイレ掃除を一緒にした後、手を洗わずに冷蔵庫を開けようとしたことがあり、私は思わず大声で「ダメ」って言ってしまい、長男が大泣きしたことがありました。これを実際にロールプレイ。「トイレ掃除は汚いから手を洗わないといけない」というのは私の常識であって、子どもにその認識はなく、親と子どもの認識にズレがあることが分かりました。最終回に、各々が学習の旅を発表しましたが、その中で「未来の予定を生きる私と今を生きる子ども」とおっしゃっていた方がいて、我が家でも似たような親子の認識のズレが起きるときがあるなと思いました。

また実習編では、「振り返り日記:21日間チャレンジ」の課されました。毎日、子どもとの会話や交流を思い出して、普段の自分の思い込みや期待を見直し掘り下げることで、新しい「子どものイメージ」を確立することを目指しています。流れるように過ぎてしまう毎日のエピソードを書き留め、内省することで、自分の思い込みを把握でき、自分の行動を変えるきっかけが得られました。導入編で、より良い子育てをするツールを得たと思っていたのですが、実習編の振り返り日記を通じて、「子どもを変えるのではない、自分を言葉・行動を変えるのだ」と気づかされました。つまり、子育てのツールを使えるように自分を変えていく、自己変容の学習の旅でした。

例えば、長男が朝、保育園へ行きたくないと主張したとき。「仕事に遅れちゃうから、保育園行こう」とこちらの都合を一方的に言うのではなく、まずは行きたくないという気持ちを受け止めることで、長男の反応が違うことに気づかされました。

まだ十分に言語化できないことも含め、数多くのことを学んだ・考えさせられた講座でした。そして、子どもは日々成長しているので、前例踏襲ではなく、真正面から子どもと向き合い、無条件の愛でもって子育てができるよう、これからも旅を続けていきたいと思います。

(参考)講座の詳細(次回の開催時期は未定ですが、優先案内登録可能)


◎育児日記(備忘録)

・長男の最近のマイブームは数字とひらがな。数字が読めるようになり、あらゆるものを数えています。ひらがなも3分の1くらいは覚えた様子。数か月前までは、興味を示していなかったのに、子どもの成長にはいつも驚かされます。

・長男は"Do you like ~" の歌にハマり、”Do you like ~?" ”Yes, I do." "No, I don't."とちょっとした会話ができるように。ただ最近、iPadを毎日見なくなり、英語に触れる時間が減っています。

・次男(1歳2か月)は絵本を読んでって、絵本を持ってきて、ひざに座るようになりました。「洗濯機にタオルを入れてくれる?」とお願いすると、洗濯機を開けて入れてくれます。言葉はしゃべれないけど、理解している言葉が増えていることを実感します。

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