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細かすぎることの弊害

先週末、久しぶりに九州規模での試合が開催された。
一昨年から新型コロナウイルスが流行り出し、試合はどれも中止となっていた。
コロナ禍ではあったが、規制も少しずつ緩くなり、昨年あたりから県規模では試合が行われてきた。

今年1月ごろは新規陽性者数も落ち着いていたことから、先週末に九州最大規模の水泳大会が行われる予定だった。

しかし、ついこないだから再び陽性者の人数が増え、大会の開催が危ぶまれ、なんとか開催することとはなったが、各スイミングの生徒が通う学校での生徒の陽性確認や学級閉鎖などにより大会への参加条件が二転三転した。

その参加条件が、「こういう状況であれば出場は禁止する」や「必ず大会開催何日以内で抗原検査またはPCR検査を受けること」というようなものだった。

もちろん、その条件に当てはまらない状況なんてうんと沢山ある。私のスイミングもその一つであった。そのため、主催者団体に問い合わせることになり、指示を仰いだ結果出場することができたのだが。

そんな感じで、提示された条件にはそぐわないのでどうすればいいのかといったクラブが多かったのだろう。そのせいで条件がコロコロと変わってしまった。おかげであらゆるクラブが困惑した。

まあ参加させてもらった側からすれば、どんな条件であれ開催してくれたことは嬉しい限りではあるが、振り回されたことには少なからず戸惑った。

今回の大会開催で私が学んだことは、細かいところまで決めてしまうと、それに当てはまらない状況があるということである。

今回のコロナでは特に、政府の濃厚接触等の定義が変わるおかげで状況は二転三転する。そんな中条件を細かくし過ぎてしまうと例外が起きてしまう。
そうすると主催者側は対応が大変になってしまう。受けなくてもよかっただろう問い合わせにも対応しなければならなくなる。

大会などイベントの条件を設定する場合、最低限の条件は設定する必要はあるが、あまり細かくし過ぎてしまうと自分の首を絞めてしまうことになりかねない。

今大会で私が学んだことなのでシェアしたいと思う。

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