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ありがとう幸村、ありがとうさちん

(2022/04/24 01:18の話)
マイスペのランクアップの特典で新しく手に入れた幸村のボイスに泣いてしまった。
「苦手なもの」というボイス

幸村の苦手なものは誰かの陰口。
それを知った時は「分かるなぁ」って感じだった。
でもさっきセリフを聞いた時、私の心が救われた。

個人的な話になるのだが私は中学1年の時、学校行事である合唱コンクールのクラスリーダーみたいなものをしていて(責任者って肩書きだった)まだ入学して2ヶ月位だった。私のまとめ方に不満を持った男子生徒がひそひそ話をしたり、帰ろうとすると机に次々と来て「ちゃんとやれよ」と言われた。男子たちが立ち去ったあと慌ててトイレに駆け込んで泣いた。泣いた姿を見せたら終わりだと思っていたから。確かに「ちゃんとやれよ」と言われても仕方がない。その頃の私は彼らの行動から男子だけでなくクラス全員が怖くなっていて、もう皆の歌う姿すらまともに見れず伴奏者の方を見たりしていた。だから言われてもしょうがないしその通り。ただそうさせたのは100%あなた達で、そういう行動は更に私のそれを悪化させていく。もうすぐ終わるから大丈夫だ、とトイレで言い聞かせた次の日、頑張って皆の方を見て練習を進めていた。そしたらもうあからさまに私のひそひそ話をしている男子の姿が目に入ってとうとう我慢できなくなった。「ねぇいっつもいっつもなんでひそひそひそひそひそひそ(ひそを8回言ったここで笑われたので(まぁ分かるで)さらに怒りヒートアップ)話してるの!?言いたいことあるなら言えばいいじゃん!なんで!?」って言い放ってその場にしゃがみこんで泣いた。もう嫌だった。言ってくれたとしても心が傷つくことには変わりないけれども。そういうことじゃないんだよ。その人が私に悪口を言いたくて言ってるのか、そうじゃなくてコンクールのために言ってくれてるのか分かるから。実際机に来てコンクールのために言ってくれた人が1人だけどいたから。その後先生が来て私を別の部屋に入れてくれて「心当たりがある人は謝りにいけ」って言ってくれたみたいで、思ってたより沢山の人が入ってきて、「いやお前もなん!?」とか脳内突っ込んでた。

こういうことがあったから私は不満があったら直ぐに話すようにした。陰口をするんじゃなくて、本人に気持ちを伝える方が良いなって思ったから。でもそれはそれでダメな時もあった。だから「やっぱりおかしいのかな」って思ってたり、それで嫌われたらって後悔したりしてた。

でも幸村は

「言いたいことがあるなら、面と向かって相手にはっきり言うべきだ。逃げずに本音でぶつからないと。信頼だって生まれないからね。」

と言った。

その時
「私の心を代弁してくれた」
そう思った。

直接意見を言う私を嫌う人がいたかもしれない。いや確実にいたと思う。でも幸村はそれでも良いって言ってくれているような気がした。そしたら「嫌われたかなんてどうでもいいな」って思えてきて心が軽くなった。

あの日コンクールのために私に話してくれた彼への信頼は(一方的だけど)たしかに生まれていたから。それでいいんだ。そうなるためにしてたことだったんだって分かった。

「私がどうしてそうしているのか」っていうのを代わりに言ってくれた気がした。

「あ、そうだったんだ。これで良かったんだ」って
そしたら涙が出てきて。

今でもあの出来事を思い出すと辛くなる。まとめ役をやろうか考える時いつも私の心に引っかかってトラウマみたいなものになっていた。でもさっきそのトラウマから解放された。それがほんとにありがたくて、、、幸村のことが好きでよかった。

セリフを力強く言ってくれたさちんに感謝している。私のことを「それでいいんだよ」って力強く言って貰えた気がして。

私がテニプリにハマったきっかけは、幸村の声が好きだったから。それで気になってアニメを見たりテニラビを入れたり。そんな幸村の声が今度は過去の私を救ってくれた。セリフってやっぱりすごいな。

ありがとう幸村。ありがとうさちん。

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