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英語日記_20210923

ビル・ゲイツさんの 地球の未来のため僕が決断したこと を読み終えた。

所感は 以前に書いた 通りで、確実に来る未来として、気候変動がもたらす地球の危機、それを回避するためにできること、すべきことがファクトベースで事例を交えながら、わかりやすい言葉で書かれていた。

年間510億トン排出される温室効果ガスをゼロにしなければならない。

それは無理でしょうではなく、どうしたらできるかを体系立てて考え実行するのみ。

ビル・ゲイツさんはこういった思考の持ち主だからこそのマイクロソフトでのビジネスの成功、今があるんだろうなあという納得感、学びも多くあった。

気候変動に対しての取り組みも、今回のコロナのように、実際に目に見える大きな被害、驚異が降り掛かってから、世の中が本気になる可能性がある。

本書の最後に、一人ひとりができることとして、シグナルを発信しましょうというのがある。

世の中は需要と供給でなりたっており、消費者の立場として、温室効果ガスがでない、削減されるような商品をみんなが選択するようになれば、否が応でもそれらを製造、提供する会社はそういった商品を提供しざるを得ない。

車を買うとき、電気自動車が高くて充電が不便だとしても、みんながそれを選択し、ガソリン自動車が売れなくなれば、電気自動車の需要が高まり、製造コストが下がり、充電ステーションは街中に増える。

とはいえ、トヨタの話にあるような、すべてが電気自動車に切り替わったとき、既存のエンジンが不要になると、職を失う人が多く出たり。

大きな視点で世の中を捉えて、何をすべきかを考える。

ビル・ゲイツさんの見つめる先、スケールの大きさたるや。

引き続き、気候変動についての情報は摂取していこう。

気候変動

Climate change