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「キャリアバディ」という考え方

キャリアアドバイザーというワードが個人的にどうもしっくり来ず、何が引っかかるのかを考えてみました(ここからは完全に個人の意見です。)

◆状況
・キャリアアドバイザーを名乗る人が増えている。
・役割が曖昧。大半は学生や候補者の悩みを聞き、アドバイスする人?
・キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)は国家資格だが、アドバイザーは特に資格なしで名乗れる。

◆問題点
・キャリアアドバイザーの◯◯さんがこう言ってたので、そうします、とか、決めれないのでキャリアアドバイザーに相談して決めます、という人が増えている。
・候補者が自分の人生なのにキャリアアドバイザー的な視点でしか話せず、意思がない(人が多い)
・キャリアアドバイザーという肩書きで候補者が無意識のうちに圧力を感じている(が、すがるしかない)みたいな人もちらほら。

キャリアアドバイザーもピンキリで、よくわからないロジックかまして変に誘導したり、アドバイザーの利益の為に無理やり候補者をねじ込もうとして、逆に候補者が混乱するケースも散見されます。

候補者もアドバイザーに丸投げして聞いてフムフム理解するだけではダメで、こうしたいなー、を持った上で相談したほうがいいです。自分の人生なんだから最後は頭で理解するだけでなく、自分の心で納得して決めてほしいなー、と思います。情報が増え便利なサービスが増えたせいか、相談の質が下がってるというか雑な気がします。ライトに相談するにしても、そこに意思がないとブレブレ、振り回されるだけかと思います。

私が思うキャリアアドバイザーの本来の役割は、
・寄り添って情報を整理する。
・抽象的な項目(裁量とか成長とかそういうワード)を具体的な事例で因数分解してあげる
・候補者が自分でこうだ!と言えるようにする後押し
この3つです。

◆キャリアバディという考え方

キャリアアドバイザーという名前よりキャリアバディの方がしっくりきました。
・アドバイザーという言葉がやや上からに聞こえてしまう(応援のニュアンスがない)
・自分自身がキャリアアドバイザーです、と名乗るようなすごい人でもない(営業と採用しかしたことないし)
・寄り添い背中を押す、というニュアンスがしっくりくる

個々人のキャリアに寄り添い、聴き、情報を整理して自分で言わせる。キャリアバディを目指したいと思います。

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