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エッセイ「ANAカードの話」

マイルの力は侮れない

ANA VISA ワイドゴールドカードをメインカードにして、ポイント(マイル)を貯めています。塵も積もれば山となるというとはよく言ったもので、昨年末には貯めたマイルを交換して、ファーストクラスでロンドンに行くことが出来ました。ANAの直行便ではなくエアチャイナでの行程になってしまいましたが、その快適さと言ったらこれまでのフライトとは比べ物になりませんでした。

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↑ 振る舞われた機内食のコース料理(!)の一部。シャンパンをはじめとしたドリンクは専属のCAさんがオーダーすれば飲み放題で好きなときにサーブしてくれます。

こつこつマイルを貯めていると、なかなかにいい思いができるのです。今後の情勢で航空業界がどうなるかはわかりませんが、これからもマイルは貯めていきたいと思っています。

マイルにはそれだけの価値と魅力があるのです。

継続ボーナスマイルについて考えてみた

三井住友カードが発行する ANA VISAプラチナ プレミアムカードというのがあって、年に1回継続ボーナスマイルが10,000マイルももらえるそうです。カードを所有しているだけでこれだけもらえるなんて強烈ですよね。

ただ、こちらのカードは年会費が88,000円(税込)となっており、これもなかなか強烈な金額となっています。

では、他のカードはどうか? と考えてみました。プラチナカードでなくても、少量ですが継続ボーナスマイルがもらえます。

いま私が保有しているのは以下の通り。

括弧内は継続ボーナスマイル、年会費は税込になっています。

・ANA VISA ワイドゴールドカード (2,000マイル)  年会費10,450円

・ANA VISA Suicaカード(1,000マイル) 年会費811円

・ANA Master Pasmoカード(1,000マイル) 年会費811円

・ANA JCB 一般カード (1,000マイル) 年会費825円

・ANA JCB ソラチカカード(1,000マイル) 年会費2,200円

ANA VISA ワイドゴールドカードとSuica、Pasmoはweb明細とマイ・ペイすリボの年会費優遇、ANA JCB一般はスマリボの年会費優遇で安くなっています。

これに

・ANA VISA nimocaカード(1,000マイル) 年会費811円

・ANA Master 一般カード(1,000マイル) 年会費1,127円

を追加したいと考えています。

こうすると、これらのカードを保有しているだけで継続ボーナスマイルが合計で年間8,000マイル。年会費は17,035円で済みます。プラチナカードを保有していることで得られる継続ボーナスマイルには2,000マイルほど及びませんが、その年会費差額は70,000円近くに上ります。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードに付帯する「国内ラウンジサービス」などは代替できませんが、「コンシェルジュサービス」「プラチナグルメクーポン」「プライオリティパス」などは別の2万円程度のプラチナカードでも利用できるサービスですし、年会費の差額の中でまかなえてしまえるのではないでしょうか。

その他にも、たしかにANAプラチナカードはクレジットカードの決済で他のANAカードよりも効率よくマイルを貯めることができるという利点がありますが、それも含めてANA上級会員としての付帯サービスを年会費差額の中に見出すことができるかどうか。また、カードを1枚で済ませたいというカードの簡略化というところに重きを置いているかどうか、というところが焦点になるかと思います。

ANAカードを多重持ちすることで意外にお得に継続ボーナスマイルが稼げてしまうという発見があったので、備忘録としてまとめてみました。

2020年8月4日

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