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家族のありがたみ

このGWを利用して、父と弟が竹野に来てくれました。

そして、帰っていきました。
相変わらず、別れは寂しいものです。

気持ちのまぎらわし方を覚えたので、以前のようにシクシク泣きませんでしたが、家のどこにいても物足りない気がしてなりません。
コップの数が4つから2つに減ったり、炊くごはんの量が減ったり、これでもか!と帰ったことを実感させられます。殴るように。気絶。

滞在期間中、ゲストハウスも忙しくてロクにどこか連れて行くことも出来ず、一日くらい休みをとればよかったと反省です。
それでも父と弟は文句一つ言わず、積極的にひととまるのお手伝いをしてくれました。できた人間すぎて困る。弟もすっかり大人になった。

娘の人見知りが始まったので、せっかく会いに来てくれたのに散々な結果になるかと心配でしたが、幸い人見知りも発動せず、愛嬌ふりふり、ばっちりでした。ナイス娘。

離れて暮らすから、久しぶりに会ったときの喜びはひとしおです。
もし近くに住んでいたら、こんなに深く関わることはなかったかもしれない。そう考えると遠くで生活するのも悪くない気がしています。

私は家族のことが本当に好きです。
恥ずかしさゆえ、直接伝えることはないけれど、父母の元に生まれ、たくさんの兄弟の中で揉まれながら育ったことは人生最大の財産です。

この間私たちが実家に帰ったときの家族の様子を妹が書いていて、本当にその通りだと思っています。

本当に高コンテクストな家庭なもので、みんなあんまり口に出さないけれど。少しずつ力をあわせて楽しい時間になりますようにと尽力していたと思う。

家族とは言え、他人です。
それでも家族だから、みんなで「少しずつ」力を合わせて、みんなの幸せを作っていく。それをごく自然な形で、共有できているのだからいい家族だと思う。

娘を持つようになり、私も父になりました。
父が父になった時代とは違うので、理想の父親像は違うものだけれど、理想の家族は、たとえ時代が変わっても自分の家族が理想の家族であるような気がしています。

妻と娘との3人生活。少しずつ力を合わせて楽しい時間になりますように。


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