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口コミに左右されないゲストハウス作り

最近口コミの話ばかりで恐縮です。口コミはお客さんにとっては判断材料にはなりますが、その評価は絶対ではないと考えています。

というのも以前泊まった2人のお客さんの評価が真っ二つに割れまして、その2人のお客さんは同じ日に、同じ部屋に泊まり、同じように過ごしました。年齢もたしか5歳差以内で、性別も同じでした。
なんなら少し仲良くなって、お話もしていました。

でも、評価は両極端でした。
今までも口コミやレビューなんて人によって尺度が違うと思っていましたが、この出来事を機にその思いはますます強くなりました。

ここまで同じ条件で評価が分かれたのは、この一件だけですが同じ日に泊まって、似たような過ごし方をしても評価が分かれたのは何度もあります。

最初は悪い評価に一喜一憂したり、何か問題があるのかと落ち込んだりもしたのですが、次第に意味がないと思うようになりました。
もちろん、今でも落ち込むことはありますし、理不尽な口コミに、えぇーと思うこともありますが、それも一日で忘れられるようになりました。

それよりも、目の前のお客さんに最大限対応すること、お客さんが過ごしている様子を見て、何か改善点がないかを考えることの方が意味があると思うようになりました(しました)。

ひととまるはセルフリノベーションしてできたゲストハウスですので、思い入れが強くあります。だから多少の問題点があっても許してあげたいって気持ちも実はあります。
むしろ問題点こそが魅力でもあります。古い建物なので、物音が響いたり、階段が急だったりします。その反面木材のあたたかみを感じれたり、随所に懐かしさを感じれます。

だからその改善点も本当に改善するべきなのかってことを深く考えないといけません。もしかしたら改善することで魅力が失われてしまうかもしれないからです。その辺のバランス感覚は常に意識しています。

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最後に
話を口コミに戻しますが、決して軽視しているわけではありません。
特に悪かった点で書かれていることの中で、そうだよなと思うことは今後の設備改修や運営面などを考える時に役立てさせてもらっています。
ただお門違いなことを書かれたり、こちらではどうしようもないことを書かれたりもするので、全てを受け入れているわけではありませんし、全てのお客さんの声を叶えればいいゲストハウスになるかと言われると、それは絶対にNOだと言い切れます。
一番ゲストハウスのことを考えているのは運営者兼オーナーの私だという自負があります。責任も私にあるのでそこは誰よりも真剣に考えています。

ですが、貴重な意見として参考にさせてもらっていますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

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