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お客さんに経営を心配される日々。

ありがたいことなのか、申し訳ないことなのか、よくわからないけれど、お店やっていけてるんですかって最近よくお客さんに心配される。

というのも「閑散期はお客さん少ないですねぇ、今年の冬は閉めて実家に帰省していました」みたいな話をするからなのですが、別に隠すことでもないし、恥ずかしいことでもないので、私は至って堂々と言ってしまう。

今年がどうなるかまだわからないけれど、今のところ飢え死にはしなそうだし、娘におもちゃを買うだけのお金はある。
別に借金をしてお店を始めたわけでもないので、ダメだったらやめたらいい。確かに娘が大学に行きたいと行った時に、行かせてあげられるだけの貯蓄はしたいので、その点は悩みの種だけど、先の見えない不安なことを考えたってしょうがないから、小さな問題の解決を積み上げていくことと、そして矛盾するようだけど、長期的にお店をどうしていきたいかを真摯に見据えてやっていけばどうにかなると思い込んでいる。

病気になったらどうするのって考えたら確かにそれはまずいけれど、日本は保険制度がしっかりしているので、医療費が払えなくて死ぬってことはまずないだろうし、その時期の収入は・・・まぁそれぐらいはどうにかなるくらいの貯蓄は多分ある。

私は元来心配性だ。これは母から遺伝したので逃れられない性分だ。
だからこそ、考えないように意識していくしかない。
体調やメンタルのバランスが崩れると途端に悩みだすが、最近はそれでもコントロールできるようになってきた。


そうそう、もっと料金上げたらいいのにって言ってくれるんです。
素敵なお客様。お客様は神様です。
料金のことは今でも悩んでいる。繁忙期にもっと料金を上げて儲けた方がいいんじゃないと言われて、それでも開業当初よりは上げているのだけど、もっと上げていいって言われると、うーん、単純に料金を上げるだけでいいのだろうかって無駄な優しさが出ちゃう。鬼になりたい。

その時は考えに考え抜いて出した結論だけど、後から振り返ってみると反省点がたくさんある。まぁ、それだけ可能性に満ちているということだ。
自分で商売をするってことは、自分の決断に責任を持つ必要がある。時に憂鬱になることや自信喪失の顔面蒼白になることもあるけれど、それ以上に自分で決断することの楽しさがある。
なにも一度間違えたからって人生は終わりじゃない。修正すればいいだけ。

そう思って楽しんでやるようにしているのだけど、まだまだ甘ちゃんなので、こうやって思考を繰り返しているのです。

娘がかわいい。それでは。

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