僕の癖
僕は本当に秋が好きなのだと思う。
乾いた風に高い空、そしてこの哀愁感。
秋の夜に一人で飲むビールに好きな音楽。最高だぜ。
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人それぞれ『癖』ってのがあると思う。
例えば、飲み物を飲むときに小指立っちゃうとか、喋りだしに必ず「えーっと、」を付けちゃう人とか。
きっと世の中、癖がない人なんかいないんじゃなかろうか。もしいたら教えて欲しいし、その人の癖を見つけてみせようと思う。
もちろん僕にも癖がある。そして、それがなかなか厄介な代物である。
僕の癖とは『自分の気持ちを言葉にしようとしてしまう』である。意味がわからん。
デリカシーのない言葉を発しまくるという意味ではない。(これは癖でなく僕の欠点だ)
人は常に悩みを抱えている。そして、その悩みを解き明かす過程が人生なわけだが、、、(名言っぽくしてみた)
例えば、僕は悩みごとに対して
①何故悩むのか
②本当に悩んでいるのか
③その結果どんな感情なのか
この三つを軸に明文化し、説明しようとしてしまう。
世の中、言葉に表せる事ばかりでない。ましてや、自分の感情くらい、言葉にせずとも自分で理解して、、、あええあああああ。
いつもここらへんで思考が止まる。
言葉にできなければ行動に移すことができない。
なんという悪い癖。
この癖に気づいたのは高校生の頃だった。気づいたときには既に癖になっていた僕の癖。許せぬ。
しかし、ここで朗報。
この行き詰まった僕に光をもたらすものが見つかった。
それは『人と話す』こと。
イロイロなタイプの人と話すことが、この癖に効果的だと僕の研究で明らかになった。
何気無い話でも、話でも、本気で人と話すと得られるものがある。自分では気付けないことを気付かせてくれる。
そしてそれは、どんな凄い人でも、どんなに成功した人でもなく、身近な仲間だったりすることが多いように思う。
僕は今年に入って沢山の人と話した。会話っていうのは人生を幸せにする要素のひとつだと思う。
なんか毎日スッキリしないという人、家族や友人、恋人と今一度しっかりとお話ししてみてはいかがだろうか。
秋の夜長にビールでも飲みながら。
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