急がば回れとは?【オヤジ店長のツイート日記vol.64】
こんにちは!オヤジ店長と申します!
人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!
簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho
ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?
「急がば回れ」の大切なポイント
焦らずに事を進めるについてツイートしました。結構反響♥を頂いたので掘り下げたいと思います。
このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等もTwitterの方にリプ頂いても構いませんので、合わせてよろしくお願いいたします!
「急がば回れ」とは、「物事は慌てず着実に進める事が結果的に上手く行く」という言葉ですね。
せっかちな私は、良い成果を早く出したいが為に失敗した事が沢山あります…分かっていても中々難しいですよね…
何故そうなってしまうのか?
また着実に成果を積み上げるコツをお話ししたいと思います。
ツイート内容をおさらいすると、管理職として転職や異動など新しい職場に変わった時、改善に向けて色々取り組みたくなりますよね。
そんな時、何もやっていない職場だったら「これをやろう!」と提案し業績アップに良いスタートが切れそうですが
「これは止めた方が良いんじゃない?」と今までやっていた無駄だと思う業務や取組を「止めてもらう」のは一筋縄では行かない時があります…
古参メンバー等に有りがちなんですが、メンバーそれぞれプライドもあるので上手く納得してもらう必要があります。
そんな時やってはイケないのが「私のやり方に従ってもらう」=「上の命令には従え!」という態度です。
組織は上下関係で成り立っているものの抑えつけるようなやり方は一時的に上手く行ったとしても遺恨が残ります。
そこで「急がば回れ」という声を感じる必要がありますね。まさに忍耐力が試されます…w
焦らず抑えつけないようなスタンスで仕事を進めていると思いがけない賛同者が現れる時があります。
人は元々「良くしたい」という気持ちがあるので焦らず取組むと「性善説」の恩恵も得られます!w
しかしその後失敗した事もありました…(汗)⬇
「急がば回れ」が上手く行った時と上手く行かなかった時、何が違ったのでしょう?
しかも上手く行かなかった方は上手く行った最初の投稿(性善説とは?)の後だったのです…
普通は失敗した後に反省(学習)があり次に活かされるのに…どうして上手く行った後に失敗してしまったのか…成功体験や余計なプライドのせいではあったのですが肝心な事を忘れていました…
「郷に入れば郷に従え」
急がば回らず…で、失敗してしまった方は明らかに焦った上での失敗でしたが、致命的なミスがありました…
それはメンバーとの「関係性の浅さ」だったのです…
上手く行ったお店では初めて仕事をするメンバーもいたのですが、半分以上は気心の知れた人間で私が今まで取り組んできた仕事内容や気性(鬼店長と言われていたので…w)等も知ってる連中が多く
私は早く成果を出したいプレッシャーはあったものの「分かってくれるだろう」と比較的安心した落ち着いた状態で仕事をしていました。
なので頑固な古参メンバーに対して抑えつけず気遣いしながら少しづつ改革を進めたのです。(あとで「あの時は付いていくのが大変でした…w」と言われましたが…w)
一方失敗したお店では同じ会社でも別グループだったので顔を知ってる連中もいましたが、お互い殆ど知らない間柄でした。
加えて私は自ら販売もする「プレイングマネージャー」では無く所謂コーチング型の「監督タイプ」だったのも向かい風になっていました…
同じ会社のお店でもメンバーの上司に対する期待や要望は違うもので、当時のメンバーは私(マネジャー)にプレイングマネージャーを求めていたのです。
しかし私は自分のスタイルを変えるつもりは無かったので余計メンバーとの関係性を悪くしてしまい「急がば回れ」どころでは無い状態でした。
「郷に入れば郷に従え」という言葉がありますが、私はこの教訓の中でメンバーとの「関係性」が浅ければ浅い程、先ずは「周りの要望に応えてみせる(関係性構築)」というのが賢明であり「急がば回れ」であると実感しました。
「急がば回れ」は「様子を見る」「好機を待つ」とは少し違う
最後に「急がば回れ」についてもう一つ付け加えたい事があります。下記戦国武将の有名な言葉はご存知ですよね?
一般的な考えとして、短気な信長は短命であり粘り強く「好機を待つ事」に徹した家康はその後の徳川家300年の歴史を作ったという事なので
「急がば回れ」というのは待つ事に徹した「鳴くまで待とう…」がそれに当たると思いますよね?
しかし現代のマネジメントにおいての「急がば回れ」は、ただ「様子を見る」だけとは少し違うと思うのです。
ビジネスにおける「急がば回れ」は…
秀吉の「鳴かせてみせよう…」ではないでしょうか?
つまり、ただ「待つ」「様子を見る」だけでは無く「鳴かせてみせる」=「対話する」「話を聴く」→「周りの要望に応える」やがて結果的に「急がば回れ」になるのではないかと思うのです!
戦国武将として平和を築いた成功者は家康かもしれませんが、信長タイプのマネジメントは周りが忖度イエスマンになるし…ビジネスマンとしてのセンスは秀吉に軍配が上がるかもしれませんね!w
最後までお読み頂きありがとうございます~☺️
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