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ミクランドで体験したバーチャルキャストが思ってたものと違った話(感想文)

さいしょ

8/8~10にバーチャルキャストで開催していたミクランドにお邪魔しました!
のでその感想を書いていきます!

もともとバーチャルキャストは情報をまったく追っておらず、VR空間で生配信ができる、くらいの認識でした。
生配信自体は数回は見たことがあり、配信凸したのはインテルのらのじゃ(懐かしい…)とねこますさんyoutubeメンバーシップ限定の凸配信の2回のみです。

凸時にVRMを雑に持ち込んでいたので、ちょろっと顔を出したいと思いつつ、あまり乗り気にならなかったりもしつつ、終演ぎりぎりに30分くらいいれればと凸しましたが、とても刺激になりました。

結論(?)

まず最初に結論から言うと、バーチャルキャスト(というよりバーチャルキャスト社全体が目指すもの?)はVRChatと違うんだろうなというのを初めて感じました。どうしてもVRChatが前提に語られることが多い気がするし、私もそう考えてたけど、比べるものでもないのかなと。
といいつつも触れたことのあるVRコンテンツがVRChatしかないので、VRChatとの比較みたいな感じで感想書いていきます~~(読むのだるい人は"おわり"へgo)

①パブリックな空間であること

まず、今回のミクライブは、「プライベート空間がない」というところのが乗り気じゃなかった理由の一つだけど、プライベート空間は必要ないなと感じました。
VRChatだと、ネームプレートが常に頭の上にあり、フレンドのネームプレートは色が違う。目の前にいる人のその人の情報がいつでも見れるし、フレンドリクエストもブロックも自由。それもあって、自分の情報を野ざらしにしている気持ちになり、パブリックに行くのが怖いと感じていたのかもしれないと今回の体験で気づきました。VRChatは「オンラインで皆と遊んでいる」という感覚が強い気がします(VRSNSだもんな…)。
それに対し、バーチャルキャストはネームプレートがついてこないし、他人の情報はネームプレートしか見れない、フレンドとかブロックとかもない(私がやりこんでないから知らないだけ?)。知らない人に会っても怖くない!と感じたし、「外に出て不特定多数の人がいる場所に出向く」という感覚が強かったです。

②アイテムの保持や着替えが簡単にできること

これは感銘をうけました。
まず、私は、VRChatの改変は好きだし、もともとUnityさわってたこともありなんの抵抗もありませんでした(これが日本のコアユーザだけなのはおいといて)。でも、それとは別に、どうぶつの森みたいに既成の服を気楽に着せ替えできればいいのには~と思っていました。
バーチャルキャストでは、ある程度ボーンに自動的に追従する機能があって、お洋服はコツがいるけど、ヘッドホンとか一瞬で頭に乗っかる。すごい。時間かけてunityで頭に乗っけた王冠と数秒で乗っけたヘッドホンが一緒にくっついてた。これはもっと機能が整えば、ライトユーザには最高だろうな~と思いました。

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③アイテムの購入&導入がスムーズ

②と関連する内容です。このヘッドホン、目の前にユーザさんに出してもらったヘッドホンに触れて商品情報を確認し、その場で買いました。そしてすでに商品が手元に入っていて、その場で付けられるという。vket初参加時は実物がVRで見られる!ってだけで感心してたけど、vketは基本HMD外さないとboothに飛べないし、導入もunitypackageインストールして、unityでアバターに付随して、アップロードして、…って作業が必要。こうやって書いてみると普段の感覚がバグってるんだなって感じするけど笑、バーチャルキャストはUXがとても良いと感じました。
(vket参加にバーチャルキャストのブース見てれば知ってるでしょ、みたいなつっこみはなしで…!笑)

④アイテムがユーザ間で共有できる

これが最終的に一番じわじわきた「すごい」でした。配信でもアイテム共有しているところは見てたけど、実際にやるとすごい。
ヘッドホンを頭に乗せるとき、うまく乗るように手伝ってもらったりとか、自分のカメラのシャッターおしてもらったりとか、人が出した衣装着てみたりとか、同じオブジェクトで遊んだりとか。現実だと当たり前にできているさりげない動作ができて、VRChatよりもコミュニケーションが取りやすいなと感じました。VRChatだと人の持ち物は触れないし、同じオブジェクトで遊ぼうとすると取り合いみたいになっちゃうし(?)。VRChat、なんだかんだいって喋り力が求められている気がして、それがバーチャルキャストのほうが緩和されている感じがしました!なんとなくだけど!一番感銘を受けたところなのに語彙力がない!すごい!

⑤(おまけ)開発陣・運営陣が近い

これは日本の会社であることとおぐらさんに案内してもらったのが大きく響いてると思いますが(おぐらさんありがとうございました…!)、VRChatって勝手にアップロードされるのに対して強い人が頑張って読み解いて、私みたいな一般人に使いやすい環境を整えてくれてる感がつよいけど、バーチャルキャストは「会社がやっている」という感覚が強く、安心できるなと思いました。(写真はめちゃくちゃかわいいおぐらさん)

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おわり

バーチャルキャストといいつつミクランドしかほとんど触れてないわけで、VRChatもまだまだくそ雑魚なんですけど、勝手にVRChatの配信できるバージョンくらいに考えていたバーチャルキャストが思った以上に楽しかったなって感想日記でした。

VRChatはやっぱりSNSで、「人と話す・遊ぶ」を発端としたみんなでつくる世界ってイメージ(日本だけか?)。それはそれで楽しいけど、VRがもっと一般に普及しても、ゲームをやる層だったり、オタク層だったりがコアユーザとして残り続けるのかなとなんとなく感じました。

それに対して、バーチャルキャストは、「提供されたエンターテインメント」を発端とした、人とのコミュニケーションの世界みたいな。もっとVRが普及してからの、一般層に響くサービスになっていくのかなと感じました。

それぞれの運営方針とか何も知らないからこれから機能とか寄っていくのかもしれないけど…

と考えつつ、バーチャルキャストの会社概要を見て「あ~~いいビジョンだな~~」と思いつつ、つよつよメンツを眺めながら「あ~~つよくなりたいな~~~」と思ってミクランド体験終了です!!

cluster.のポケモンVRもわりと行ってみたくなったな、またギリギリ時間に凸しないように気を付けよう…笑

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