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中小企業診断士の試験に3回トライしてみた


なぜ中小企業診断士を目指そうと思ったのか

もともとITエンジニア出身ながらも、お客さんと話したり、現場に行くのが大好きだったのですが、気づけば年齢も40後半になりお話しする方も経営者やマネージャークラスの方と深くお話しする機会が多くなってきました。もっと深く理解してもっと話そうと思ったときに、これまでITエンジニアのスキル以外について、全く手を付けてなかった?というか、避けてきたような気がして、何か勉強になるものはないかな?と探してみたときにであったのが、中小企業診断士の資格でした。
有資格者の先輩方に聞いたところ、最低でも3年。長くてで7年くらいトライされていることを知りかなりの難関だというのを知り、気持ちが重かったのですが、このままエンジニアで終わるのも嫌だったので、トライすることにしました。

3回の結果

結論から言うと、結果はこの通り。(点数はすべて自己採点)
        1年 2年 3年 
 経済     44  60 免除 
 財務会計   52  52 60
 企業経営理論 46  60 免除
 運営管理   60 免除 免除
 経営法務   60 免除 免除 
 経営情報シス 64 免除 免除  
 中小企業政策 45 54  46
1科目が合格ラインに届きませんでした。※基準は省略しますが・・・

1年目は、じっくりSTUDYINGさんの学習マップと講義を聞いて、
スマート問題集、過去問集をやりました。7科目という数の多さに心が何度も折れました。
2年目は、残った科目をSTUDYINGさんのAI問題復習をひたすら解きました。この時点で、最も苦手科目だけが残った形になりました。
3年目も、同じくSTUDYINGさんのAI問題復習をひたすら・・・
結果として、中小企業経営・中小企業政策だけがクリアできず涙をのみました。
これが実力なんだと・・・・

勉強を通して何を学べたか?

言い訳になりますが、通常業務をしながらの片手間勉強でしたので、なかなかじっくり集中できなかったのも事実です。一方で、広い分野を多角的にいろんなことを学べたと思います。IT営業をしているとついついプロダクトベースの提案をしてしまいがちですが、それが先方の経営から見た時にどう刺さっているのか?を意識するようになりました。すごく当たり前のことなのですが、「できること」と「やるべきこと」を分けて話すことで、お客さんとのトークもより盛り上がるようになりました。より盛り上がることで、お互い理解しあえることもよくわかりました。

通らなくても友達が増えた

今回あえて、「中小企業診断士受験生」と名乗って、SNSに投稿してみたりしました。それだけでも、応援してくれる人がおられたり、異業種交流会でもつながりが増えた気がします。これはこれで大きな財産かと考えています。声(文字?)に出すのも今時のネットワーキングのやり方なんだなと思いました。

来年どうしようかな

正直、ムチャクチャ悩んでます。トライしたことは意味があったと強く感じています。一方で、「中小企業診断士」の肩書がないとできない仕事ではないですし、ほかに武器になるがあったりしないかなと考え中です。何かおススメの資格があったりしますでしょうか?


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