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IPPONグランプリについてあれこれと

今日はIPPONグランプリがあるらしい。だが、見るつもりはない。理由はマンネリ化していると感じているからである。

一つはメンバーの固定化ないし聖域化。個人的に勝手にバカリズム、有吉、ロバート秋山、堀内はIPPONグランプリ四天王だと思っている。それだけ実力があるとも思っている。

だがしかし強すぎる(実力がありすぎる)がゆえについ依存したくなってしまうというか「またこの4人の中の誰か(特にバカリズム)が優勝するんでしょ」とさえ思えてきて見る気が起きない。別に四天王に罪はないし四天王が嫌いというわけでもない。もしかしたら四天王頼みにするつくりにしか番組が作れない制作陣が嫌なのかも知れない。

二つ目は戦い方のマンネリ化。A組B組に分かれてそれぞれの組の成績優秀者が決勝で戦うというごくごくシンプルなやり方である。分かりやすさという意味では結構なことなのかも知れないが長く続いたら多少なりとも飽きは出てくる。

そこでいくつかの味変、すなわち改革案を思いついたので書いていこうと思う。まぁ一個人の妄想なのでそんなに真剣な感じで読まずに軽く読み流してくれたら…。

一つ目は前述の勝手に命名した四天王を本当に四天王的なポジションにしてなんというかフリースタイルダンジョンのラスボスみたいにしてしまう。

予選はA組B組でやって決勝戦を三つ巴でやる。そして四天王にn回勝ったら四天王への直接対決の指名権が与えられて入れ替え戦、あるいは四天王がn連敗したら入れ替え戦みたいな制度を設けて新鮮味を出す。そして常連をしょっちゅう出さないことでマンネリ感を減らすのが目的である。

二つ目はお題の視聴者募集も行うということである。IPPONグランプリでは放送中のお題に対して視聴者が答えて視聴者も参加している感覚になることができるがこれをお題でもやってみるということである。

狙いとしては自分が出したお題に対して芸人はどう答えるだろうかというワクワク感、「この芸人ならこういうお題を出したらこう答えるだろうな」という意図がバシッとハマった時の気持ちよさなどで新鮮味を出すというものである。

これは番外編になるのだがスピンオフ的な感じで「NOPPI(ノッピー)グランプリ」という番組もやってみたら面白かも知れない。

これはIPPONの逆さ読み、つまり「一番大喜利が下手な芸人を決める」番組である。出演者としては水曜日のダウンタウンで「大喜利が下手な芸人でも酒飲んだら面白い答え出る説」に出たオードリー春日や「大喜利でも天然ぶりを発揮し、頻繁にお題にそぐわないひっくり返るような回答を出し周囲を困惑させる」野性爆弾ロッシーあたりか。

やり方としてはIPPONと似たようなセットで色だけが違うみたいな場所で大喜利下手くそ芸人たちが大喜利をやって一本を出せたら早抜けできるシステムで最後まで残った芸人にはNOPPIグランプリの栄冠(?)が授与される。あまりにも一本が出ないのであれば累計点数が一定数を満たせば早抜けでもいいかも知れない。


などと色々妄想を書き殴ってはみたものの「あのシンプルさが分かりやすくて長く続いているんだから今のままでもいいじゃないか」という言葉の前にはこのような妄想も塵芥に等しいのかも知れない。だからIPPONグランプリは見る気が起きない

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