【本から学ぶ】ほったらかし投資術
1. ほったらかし投資術
プロが考える最善の運用に大きく劣らず、なるべく簡単に実行できる、個人にとっての資産運用の具体的方法
2. 実行マニュアル(若く健康な人向け)
以下に資金を分類する
⚫︎生活資金
・3-6ヶ月ぶんを普通預金におく
⚫︎リスク資産
残りの資産を全て、全世界株式インデックスファンドに投資する
iDeco、NISAなど有利な制度を使う
※リスク:平均的な年率5%、一年後に投資額の1/3の損~40%儲け
※補足
若く健康な人が、リスク資産に全て投資しても差し支えない理由は以下
・人的資本がある(将来の稼ぎが見込める)
・保有資産自体が少ないため、お金を作るフェーズである
3. 確定拠出年金とNISA
⚫︎確定拠出年金
毎月払う掛金に対して、所得税と住民税がかからない制度
※課税される所得がある会社員は、NISAより確定拠出年金
⚫︎NISAの種類
NISA:年間120万円までの投資の利益に関して5年間非課税とする制度
積み立てNISA:定期的な積立で行う年間40万円までの投資の利益を20年間非課税とする制度
※併用不可、運用資金の少ない若い人は、積み立てNISAがおすすめ
4. 世界株
⚫︎S&P500(米国株)よりも優れている
・分散投資の範囲が広いため
・米国の機関投資家が、過去数十年にわたって米国中心からグローバル運用に切り替えてきたため
・米国の制度変更や政治変化など固有のリスクに集中投資することになるため
※補足
ドルコスト平均法(毎月一定額の積立投資)に金融論的にはメリットない
ただ、計画的に投資額を増加させやすく、将来に向けた貯蓄とリスク資産への投資を統合しやすい