チーズはどこへ消えた?を読んでみた
今回はアメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話、「チーズはどこへ消えた?」を読んでみました。最近続編が出たみたいで本屋で見かけたので、読みたくなり読んでみました。
で、今回はホンシェルジュさんの記事を先に読んで大まかな内容や、得られることを把握してから読んでいきました。この方が理解力が高まるので全体の読む時間がかなり短縮化されました。
ホンシェルジュさんの記事はこちら
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チーズを探す2匹と2人の物語
話の内容は、2匹のネズミと2人の小人がチーズを求めて探す物語なのですが、それぞれの登場人物が異なるチーズの探す特徴、考え方をしています。
それぞれの特徴としては、
・ネズミのスニッフは変化に敏感に気がつくタイプで、チーズが無くなるのを素早く感じ取ることができるタイプ
・ネズミのスカリーは、変化に素早く行動ができるタイプ、チーズがなくなってすぐに他の場所にチーズがないか探し回れるタイプ
・小人のヘムは、変化に1番臆病なタイプで、チーズがなくなったことも信じられず何かの間違いだと判断し、探すことなく固執するタイプ
・小人のホーは、物事を慎重に考えるタイプではあるが、現状を把握して一歩を踏みだせるタイプ。小人の中でもホーはチーズが無くなっても1人で探しに行き、結果チーズ見つけることができます。
みたいな感じです、それぞれに異なる特徴があり、自分自身の行動はどのタイプなのかを当てはめて考えることができました。
ここからは得た学びを書いていきます。
チーズをなにと捉えるか
この話の中ででてくるチーズは、ただ食べるもの、飢えをしのぐものとしての意味を超えた意味があると思ってます。そしてそれは人によっていろんなものに置き換えられると思いました。
自分はチーズを、『成功』と捉えられるのではないかと思いました。成功は、一度してしまう(チーズを見つけてしまう)と、その成功に固執してしまう(チーズを探さなくなる)ことをうまく表現できている物語だなと思いました。
今の時代は、ネズミが強い
そしてもう一つは、ネズミの行動力こそ今の時代に必要な能力、考え方だなと思いました。
物語にでてくるネズミは、チーズ見つけることをとても単純に考えていて、
チーズ見つける→なくなる→探しにいく
という単純な発想しかしないので、チーズが無くなってからの行動の早さが小人とは比べ物にならないくらい違いました。
そしてこの行動力は、情報がいつでも誰でも調べて得られるような現代においては、成功する一番の要素だと思います。
いつか忘れましたがホリエモンもこんなことを以前番組で言ってました↓
アイデアを出すこと自体に意味はなくて、そのアイデアを実行できる人が成功する
この言葉も、行動することが成功の要因であることを裏付ける言葉だと思います。この本を読んで確信しました。
ビジネスにおいても人生においても、大切な教訓、考え方を教えてくれる良書でした。100ページもないのですぐ読めるのも良かったです
読んでいただきありがとうございました!
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