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外壁を塗り壁にする種類や費用・メリット・デメリット

こんにちは、あつしです。

外壁を塗り壁にリフォームしたい!という方もいらっしゃると思います。

塗り壁とは、下地の上に土などの素材を塗って仕上げる外壁のこと。

現在、外壁の主流はサイディングですが、昔ながらの塗り壁も人気が出てきています。

費用はかかりますが、塗り壁ならではの質感に魅力を感じる人は多いのではないでしょうか?

今回は、塗り壁についてお伝えしていきます。

・塗り壁とは?
・種類と費用相場
・メリット・デメリット

ぜひ、最後までご覧ください。


塗り壁の外壁とは?

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塗り壁とは、土・植物・水などの自然素材を使った外壁材になります。

おもに、モルタルなどを下地に左官さんが塗り壁材を重ねて仕上げます。

すべてが手作業になるので、様々な模様をつけることができ、他にはない唯一のデザインにすることができます

また、温かみがあり、味わい深く質感のある外壁になります。

自然素材を使用しているので、有害物質を出さず、環境に優しい外壁材です。

また、塗り壁は湿度を調節する作用があるので、高温多湿な日本の風土にあっています。

断熱性や防火性も高いと言われています。

いいことづくめの塗り壁ですが、費用が高く、施工に時間がかかるデメリットも。

また、手作業になりますので、職人さんの腕によって仕上がりや持ちに差が出てきます

塗り壁は、昔からもともと使われていたのですが、安価なサイディングの登場により使われることが減ってきました。

しかし、近年、また塗り壁が見直されてきているんです。

では、今、人気の塗り壁にはどのような種類があるのかご紹介します。

ジョリパット

ジョリパットは、アイカ工業が販売しているものが有名です。

もともとは、ヨーロッパで発祥した塗り壁材で、40年以上もの歴史があります。

塗り壁といえば、ジョリパットと言われるぐらいよく使われているんです。

その理由は、180以上の色と100以上の種類があり、いろいろな塗り方に対応できるためです。

ジョリパットの耐用年数は10年~15年

費用相場は、1平方メートルあたり約3,300円~4,000円になります。

ジョリパットについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみて下さい。


漆喰

漆喰とは、石灰石を焼いて水を加えた消石灰(水酸化カルシウム)が主成分の塗り壁材です。

漆喰の外壁は、消石灰が二酸化炭素を吸うことによって、元の石灰岩に戻っていくので、とても硬くなります。

ですので、メンテナンス次第では100年以上も使用することができるのです。

15年に一度はメンテナンスが必要です。

また、防音性が高く、防臭作用や抗菌・抗ウィルス機能もあると言われています。

一方、デメリットは、ひび割れや傷がつきやすこと。

費用相場は、1平方メールあたり約5,000円~8,500円となります。


漆喰のデメリットを解消する、砂漆喰はいかがですか?


スイスの漆喰カルクウォールをご存知ですか?


珪藻土

珪藻土とは、化石化した植物性プランクトンの死骸が、水中で堆積したものです。

一時期、珪藻土がブームになっていましたよね。

バスマットやコースターなど、僕も買ってしまいました(汗

天然でクリーンな素材のため、とても人気があり外壁材としても使われています。

珪藻土には、このようなメリットがあります。

・調湿作用
・脱臭作用
・カビ防止作用
・吸音作用
・耐火性が高い

デメリットは、衝撃に弱く、ボロボロはがれやすいこと。

また、珪藻土自体は自分で固まることができないので、凝固剤を混ぜる必要があります。

せっかく自然素材を使うのに、凝固剤の割合が多いと意味がないので、どのくらいの割合で使われているのか確認することをおすすめします。

費用相場は、1平方メートルあたり約5,000円~11,000円です。

まとめ

今回のまとめは、このようになります。

【塗り壁の特徴】
〇他にはない唯一のデザインにできる
〇味わい深く温かみのある質感
〇自然素材なので環境に優しくエコ
〇有害物質が少ない
〇調湿作用
〇断熱性・防火性が高い
〇抗菌・抗ウィルス作用がある
×費用が高い
×施工に時間がかかる
×職人さんによって仕上がりや持ちが左右される

【人気の塗り壁の種類】
・ジョリパット(約3,300円~4,000円/㎡)
・漆喰(約約5,000円~8,500円/㎡)
・珪藻土(約5,000円~11,000円/㎡)


このように塗り壁には、たくさんのメリットがあります。

塗り壁で素敵な外壁にしてみるのもいいですね!

最後まで読んで下さりありがとうございます。




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