最近、注目を集めているXRについて

はじめに

最近、AR・VR・MRという言葉をよく聞くかもしれません。他にもSR・AV・XRという言葉があります。この記事ではわかりやすいようにいくつかの事例も含め、紹介していきたいと思います。

ARとは？（拡張現実）

ARとはAugmented Realityの略です。現実に実際に存在しているモノ（背景・人・物）に新たなモノを投影する技術のことです。

事例１：ポケモンGO - Niantic & 株式会社ポケモン

Nianticと株式会社ポケモンが共同開発したスマホゲームアプリ「ポケモンGO」、このアプリ内でもARが活用されている。上の写真の通り、実際に現実の風景を背景とし、AR技術を取り入れたカメラによってあたかもそこに存在しているかのように見せている。実際のポケモンの大きさに変えられる機能もついており、何メートルもあるポケモンの場合はある程度距離を取らなければ出現しない。

VRとは？（仮想現実）

VRとはVirtual Realityの略です。作成した映像の中にVRゴーグルを使って、実際にその映像の中に入っているように見せ、利用・活用することです。

事例１：天空でVR体験 - サンシャイン60展望台　SKY CIRCUS

池袋サンシャイン地上215mの展望台でVRゴーグルを着用して、リアルに体感できるVR体験がある。東京のビルを駆け巡るジェットコースター型アトラクションや空中ブランコ、恐竜のいる世界に飛び込むアトラクションなどがあります。

自分も実際体験したことがあるのですが、ジェットコースターや空中ブランコは風も四方八方から吹いてきてリアルでしたが、映像の精度が低かったので正直怖くなかったです、、笑

事例２：VR授業 - N高等学校・S高等学校

MRとは？（複合現実）

MRとはMixed Realityの略です。簡単に言うとARとVRを兼ね備えたものです。ホロレンズのようにARの背景（映像）があり、VRで実際に体験しているように見せる技術のこと。

事例１：HoloLens - Microsoft

ホロレンズを装着することによって何もない空間の中にホログラム（：3次元の画像・映像のようなもの）が表示され、自分の手でスライドさせたり拡張させたり動画を再生したりできる。この技術は医療界でも活躍しており、患者の手術前に手順を確認したり、手術のトレーニングにも使われている。他にも、建設業・メーカー・製造業なども取り入れている。

SRとは？（代替現実）

SRとはSubstitutional Realityの略で、過去の映像と似たような映像を見せ、現在起きている現実のように見せること。現在、SR技術を使った事例はほとんどありません。
この技術を使うことによって、あたかもそこにいるように錯覚させ、旅行をしているような気持ちにさせてくれると考えました。コロナ禍で外出を控えなければいけない私たちにとって良いリラクゼーションになると思います。

AVとは？（拡張仮装）

AVとはAugmented Virtualityの略です。ARとは真逆のことで、仮想空間に自分とその他の情報ごと入ることを言います。
このAV技術を使うことにより、何十年後かにはゲームの中に入りこみ、自分自身が実際にプレイしているかのように見せることもできるかもしれません。

XRとは？

XRとはExtended RealityまたはCross Realityの略です。「AR」「VR」「MR」の関連技術の総称のことです。×(かける) Realityということですね。

最後に

今回このお題について調べていた時に思ったことがあります。当初はARとVRについて明確な定義を理解していない状態でしたが、より明確になったことにより、新たな好奇心と自分の中で世界が変わりました。今回MRというものを初めて知り、ホロレンズについてもっと詳しく知りたいと思いました。

これは余談なのですが、14歳のときにソード・アート・オンライン（SAO）というアニメを見て、「いつかこんな世界ができたら面白いだろうな、現実にならないかな」と思っていましたが、それは不可能だと諦めていました。ですが、最近のXR技術はその気持ちが覆るくらい現実味が帯びてきました。僕が30歳になる頃には実現されているのでしょうか、、

次回は、ホロレンズとホログラムについて書きます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。上記の動画も面白いので是非見て下さい！

頻度はバラバラになってしまいますが、これからもよろしくお願います！