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53歳のおんな~疲れても書く~

疲れていても書く!

53歳、疲れた身体にもかかわらず、ベッドの上から執筆をつづけるおんながいました。各方面への書簡、世界各国の相談への回答、教材開発、研究レポート、統計資料作成、あらゆる書き物を90歳で生涯を終えるまでベッドで続けました。

自らを犠牲にして貢献した30代の活動は2年におよび、多くの人に影響を与え、高く評価されました。献身的な努力は実り、高い倫理観と厳しい管理が後継者へと継承されました。

彼女の名前は、フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)、クリミヤの天使と呼ばれました。イギリスに生まれ、31歳で看護婦(現在の呼び名は看護師)を志し、2年間クリミヤ戦争に従軍しました。戦地での生活および後の献身により、37歳から慢性疲労症候群という病気で床に臥せるようになりました。1873年、ベッドからの指示により病院ができました。

↓ベッドで書き物をするフローレンス・ナイチンゲール。60代のようです。(画像はナイチンゲール看護研究所さまからお借りしました)

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疲れていても書こう!

比較できない人生とはいえ、わたしも毎日書いています。時々ベッドで書くこともあります。統計も扱うようになりました。メールも多いので似たようなことをしている気分になりました。ただ、雰囲気があまりにも違うのは時代のせいってことでお願いします。

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今回調べてわかったのですが、統計学ってナイチンゲールが最初だったのですね。慢性疲労症候群といえば、わたしの毎日の疲労とは違い、外出・歩行などの日常生活をも制限されてしまう病気です。さらにはパソコンもない時代です。徐々に重症となる頃であっても、看護師育成、病院設立、統計、マルチプレイヤーでした。当時の看護師たちは彼女を見て、「あんなスーパーウーマンにはなれない」とか言ってたのでしょうか。

書けないほど疲れている時には断念していましたが、今日からは頑張れる気がします。

しらんけど



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