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書道の筋トレ【365日 喜怒哀楽】431日目

連日の雨。

時々、やけくそのように降り殴る。

本当ならば、こんな日は私のコンディションは最悪。

心も身体も重く、ずるずると引きずりながら何とか1日をやり過ごすのだが、ここ最近の私は違う。

やっぱり私を救ってくれるのは、どうやら仕事の存在らしい。

少し前までの低空飛行。

高く飛びたいのに飛べない私、一体どうしちゃったの?って思った。

何故だか無気力な日々が続き、自尊心までどこかへ行ってしまいかけていた。

このままではダメになると、擦り切れそうな自分を無理矢理引っ張り上げた。

所謂、荒療治的なやつ。

最初は、しみて心が焼けるようにヒリついたが、何度も機会を伺いトライした。

自分の心が少しでも求める方向があれば、アクセルを踏み込んだ。

きっかけを探していたんだと思う。

ここから抜け出せる、きっかけを。

そして極めつけは、私を愛して認めてくれている人たちの言葉。

息切れしそうな私の話に、とことん付き合ってくれた人、1時間近くも電話の向こうから私に大量の褒めシャワーを浴びせ続けてくれた人、具体的な解決策や代替案を提示してくれた人…。

「あなたは本物だよ。魅力も芸術も感性も、全部本物なんだから自信を失う必要なんて無い。」

そんな言葉に、力を失い消えかけていた炎が、再びボッと燃え盛るのを感じた。

ある人は、「桜鱗さんは強い人だから、悩みなんて無いみたいに見えてました。」なんて言ってくれたけれど、とんでもない!と思った。

私ほど、悩み多き人間はいないと自分では思うくらい、いつも何かに悩んでる。

感じることも多いから、聖人君子でもない限り、自分の弱さや未熟さ、汚さに苦しむことばかりである。

人には必ず人知れず抱えている悲しみや悩みというものがあるもので、そしてまた、そんな人知れぬものに気付いてくれる人もいるものだと思う。

側で観察していてくれる人も、虫の知らせを受け取ってくれる人も、皆、救いになって、私を引きずり上げてくれる。

これまでも、そんなことが何度もあった。

必要な時に、必要な人や言葉、機会が用意されてた。

そして、何とか自分で這い上がろうとしてこそ、そういうものが与えられるとも思う。

人のせいにしたり、全てを人任せにしている間は、きっと神様は助け舟を渡してはくれない。

そんなふうに感じます。

そんなこんなで、足掻いているうちに少しずつ高度が上昇し、呼応するように大きな仕事や、新たな転機となりそうなお話が舞い込んでくる。

そしてまた、つられて心は上昇気流に乗るという図式。

波を見逃さないこと、アクセルを踏み込むべきタイミングを逃さないこと。

この仕事をしていて、その肌感覚と直感は大切だなと感じます。

そしてその感覚は、意外と色んな場面で役に立つような気もする。

今年もあと1ヶ月半ちょっと。

ラストスパートを、この勢いで駆け抜けられるのは幸せなことです。

誰も止められないし、止まる気なんて無い。

今日は、そんな勢い勇んで喜怒哀楽。

今の私には、大袈裟なくらいがちょうどいい。

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