おうち生活が豊かに満たされる、装丁もきれいなおすすめ絵本とか画集とか
移動が多い分、電子書籍を買うことが圧倒的に増えてしまったんですが、「モノ」としてそばに置いておきたい本ってありますよね。
私がもっている絵本や画集の中で、これは買っておいておきたい！というオススメ本をご紹介します！
哲学絵本「旅うさぎ」
旅に出たうさぎがさまざまな賢者と出会うお話です。絵もとても美しく、不思議の旅に誘われますよ！
ニシノアキヒロさんのロボット物語『ジップ＆キャンディ』
ストーリーだけでなく作画能力の高さに恐れおののくのですが、、キングコング西野さんの絵本で、最新型ロボットと旧式ロボットとの友情を描いた物語です。
かわいい２人になごめる『リサとガスパール』
謎の生き物、リサとガスパールのほのぼの日常が描かれた絵本シリーズ。自分は６冊くらいは持ってたかなーと。一生懸命生きてる２人になごみまくれます。
シュールな幻想世界『ミヒャエル・ゾーヴァの世界』
窓の外にペンギンが飛んでたり、電線に止まったブタだったり。静寂の中に平然と現れる狂気のようなものが美しいゾーヴァの世界。最高です。
ゾーヴァの絵に物語がついたのが『ちいさなちいさな王様』。王様の世界では大人になると体がどんどん若返っていきます。
色褪せない傑作ファンタジー『はてしない物語』のミヒャエル・エンデ
高校生の時に一度読んだきりなのに、いまだに内容を覚えているほど夢中になった物語、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』。エンデ本を全部読むぞ！と思ってた時に見かけた一冊が『満月の夜の伝説』です。
悪人の浮浪者が聖者に会い、教えを乞うのですが、ある夜大天使が聖者のもとに現れてから、聖者の様子に変化が現れて…。意外な結末に学ぶことの多い作品です。
日本語の翻訳が本当にすばらしい『はてしない物語』ですが、のちにエンデは翻訳をした日本人女性と結婚したようですね。愛の力によって名作が広がってる！
青と赤の月物語『青い月の物語』
月に魅せられた人々と月の物語。赤い月の物語もあるんですが、月降る夜の絵がとても美しいです。じっくり味わいたい一冊。
不思議な世界が見える『任意の点P』
レンズがついていて、謎の図形が不思議な立体に見えるという不思議本です。ぜんぜん伝わらないと思うんですが、不思議を体験したい人におすすめ。
天野喜考さんの画集を買うならこれ『妖精』
中学生くらいの頃から天野喜考さんがとても好きなので、画集だけじゃなく大型のパズルとかタロットカードとかまで持ってるんですが、画集ならオススメはこちら。
シェイクスピアの「夏の夜の夢」やケルト神話など妖精のストーリー付きなので、絵から広がる物語を堪能できます。
絵を描くことが楽しくなる！『ラクガキ・マスター』
寄藤文平さんの絵がだいっすきなのですが、描くことの基本が分かりやすく紹介された一冊です。東日本大震災のあと、日本中が落ち込んでしまい、私も未来に希望が失われてどうしたらいいんだと鬱々してたことがありました。
そんな時、まず、好きな人に好きを伝えることから始めよう、と思って、「寄藤さんの絵がとても好きです」というファンレターを書いて、出版社あてに送ったんでした。
ほかにもあちこちに送って、そういう小さい行動を始めることで自分を動かそうとしてました。
このシリーズいっぱいあるので、ぜひ全部そろえていただきたいんですが、もう一冊ご紹介するなら『死にカタログ』を。死んだら天国に行くか地獄に行くって考えるエリアが多いですが、死んだら隣の島に行くだけとか、いなかったことになるとか、いろんな死生観が知れておもしろいです。
おすすめ！
大人になったら買いたいと思ってた『はらぺこあおむし』
超名著なので皆さんご存じだと思いますが、小さい頃から大好きで、大人になってから英語版を買えた時には大人になったな！と思いました。
震災の後、エリックカールさんにもファンレターを送ったんですが（サイトに送り先があったんです）、数か月してすごくキレイなお礼レターが届いたのには感激しました。
世界中に愛されるあおむしの作者さんは、苦しい思いをしていた自分の気持ちを一気に明るくしてくれました。とても好きな一冊です。
ここまで読んでくださってありがとうございました！
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おすすめした本はどの本も、何度読んでも味わいがあり、そのたびに発見がある名作ばかりです。装丁も美しく、暮らしの中で目に入るだけで暮らしが満たされる気がします。
ぜひ、気になる本があったら購入してくれたらうれしいですよ！
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