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みじんこブックレビュー

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ためになった本のためになったところをみじんこマンガで濃縮還元して伝えるレビューコーナーです。
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記事一覧

伝達された意志が変化拡散していく世界について思考する『デジタルネイチャー: 生態系…

落合陽一さんの本「デジタルネイチャー」を拝読しました。この本は、時空間や生物やコンピュー…

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私たちはどう生き、そして死ぬか『安楽死か、尊厳死か』

私がしたことは殺人ですか?っていう言葉が印象的な本を読みました。 延命治療の中止が殺人罪…

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『具体と抽象』の学びをAIに文体を学ばせた小説形式で書いてみた。

こちらの本を読みました。 いつもみたいに、読んで勉強になった点をまとめようと思ったんです…

『「仕事ができる」とはどういうことか?』プロの凄みは行動の順序に表れる

仕事ができるみじんこになりたいので、こんな本を読んでみました。 勉強になったなーって思う…

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『#お金のむこうに人がいる』AIの出現によって節約された労働はどこに向かうのか

今までなかった視点の経済の本を読みました。ハイパーインフレとか、高校くらいの時に「お金の…

『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』の考察記事をChat GPT4…

こんな本を読みました。とてもおもしろかったんですよね。で、いつもみたいに紹介と、どんなこ…

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著作権は幻想にすぎない『哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論』

今日の読書メモはメディア論について。 サピエンス全史と合わせて、とても興味深い書籍だったので、気になったところを今回もメモしておきます。 メディアの違いにより、体験が違うことについて。信頼できるメディアかどうかによって、情報を受け取る姿勢も変わってくるし、伝え方によっても受け取り方が変わってきそう。 アホっぽい現代アート作品も、めちゃくちゃカタイ文章で伝えられたら、なんか深そうに感じちゃうだろうし、逆もまたしかりだよね。 まさに今、AIの台頭で著作権が問題になってきて

家族の中で上位概念について話し合う『言葉のズレと共感幻想』

こんな本を読みました。ので、今日も本を読んで興味深かったところと、なんでそう思ったのかを…

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なぜマンガに感情は重要なのか『感情は、すぐに脳をジャックする』

コルクラボマンガ専科では、「マンガは感情を描くもの」と教わるのですが、なぜ感情なんだろう…

漠然と見てても世界は変わらない『観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見…

一流のクリエイターになりたいと願って早3265年。みじんこはついに、こんな本に出会いました。…

コミュニティでの振る舞いについて学ぶ『現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュ…

コミュニティにいるってとても大事だなぁって思うのですが、コミュニティでどんな振る舞いをす…

『ピクサー成功の魔法』~期待に応えるのではなく顧客の夢を叶える。

「顧客の期待に応える」のではなく、彼らの夢を叶える。 っていう、素敵な覚悟がつまった言葉…

心を揺さぶるチームをつくる『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』

SHODO NEW WAVE(https://www.adfwebmagazine.jp/art/adf-art-gallery-project-vol-20-shodo-n

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『呪いを科学する』と医療との関係が見えてきた

呪いの正体を科学的に解明しようとする興味深い試みの本がありました! 特に気になったところをメモしておきます。これも物語のネタになりそうだよ。 1)見るなのタブー 姿を見ると呪われる系のタブーは世界中にあるのですが、有名なのがギリシャ神話の英雄オルフェウスと妻エウリュディケのおはなし。死んでしまった妻を冥界から連れ戻そうとしますが、「振り返って妻を見てはいけない」と言われていたのに振り返ってしまい、妻が冥界に連れ戻されてしまったというお話です。 2)第九の呪い 交響曲