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2020年4月の記事一覧
マルニの額で新作アート制作~後ろに入れる紙を変えるだけでイメージチェンジできるよ
昔から額縁でお世話になってるマルニ額縁画材店が「額装グランプリ」をやってますよ。投稿期間は2020年3月1日から4月24日までです。
延期になってしまいましたが、東京での展覧会のためにたくさんマルニの額を買ったので、今日は作品と使った額をご紹介です!
まずはこちらの重ねて装丁できる額。
▼正方形額縁:9790 30角(300×300mm) (アクリル仕様・木製・水彩画用フレーム)
中に二重
命の選別から「私が暮らしたい社会」について考える
こんな記事がありました。
医療設備が足りなくなった時、人工呼吸器を誰に優先して使うべきか、みたいなおはなしです。
これについて、私は割と明確な答えをもっていて、「本人の意志を尊重した上で、先に使っている人が優先。後から必要になった人は待ってもらうしかない」です。
高齢者から外して若者に優先させようっていう話もあるみたいなんですが、そもそも、その人の生涯の価値創出って年齢ではかれるものではない
物体に内在された物語を表す~ブラジルで見かけた葉っぱがアートになったよ。
2020/4/20から、東京で開催の展覧会に参加予定でした。新しくオープンするところだったので、ギャラリーとしても辛いはず。
ですが、オンラインでの販売を積極的に勧めたいということで、作品は予定通り会場に送ることになりました。
額も含めて見せ方を試行錯誤しているので、今日はそのあたりも含めてのご紹介です!
ブラジルの葉っぱの形に切り抜いて文字を書き込んだ作品シリーズです。
・ブラジルの葉っ
文化の最小単位としての文字を考える~オノマトペから想像可能な暮らしについて
もともと作品に言葉は使わないぞ!と決めていたのに、ひょんなことからオノマトペ表現を入れ始めてから言葉に興味をもち、今は言葉(文字)について割と考えています。
オノマトペっておもしろい日本語ってオノマトペがとても多い言語なんですが、これは海外で英語のマンガを読むとわりとおもしろくて、日本語で「くすんくすん」みたいなのが英語だと「sob sob(すすり泣くという動詞)」みたいな感じで動詞がそのままオ
物語とリアルの境目がなくなっていくことを「せりか基金」から考える
今日は元獣医の細胞アーティストOuma(オーマ)とみじんこが月額3265(みじんこ)円を支援している「せりか基金」について書いてみます。
現在、月額支援が簡単になったことに加え、Tポイントでも支援できるようになりました。せりか基金から支援を受けた研究者の浅川先生の研究論文が、2020年2月21日に英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載されました。Oumaの誕生日やん!め
アート作品の額装について研究するvol.4~切り絵作品を重ねるのに良い額
先日から装丁研究をしてるですが、ついに大きめの額がやってきまして、切り絵を重ねて作品をつくってみましたよ。
額はこんな周りの枠が二重になっていて、
重ねて装丁することができます。
最近、文字を切り絵して重ねようと試みていますが、強い光が当たった時の影の入りがなかなか美しいので、重ねて装丁したかったんですね。
下の段に黒い文字を入れて
上に白い文字と細胞の絵を重ねます。
拡大してみるとこ
社会を治療して社会に治療される医療について考える
未来の医療について考えているんですが、一言でいうと「社会治療」ってことじゃないかと考えています。今日はそんなおはなし。
社会治療ってなに?社会治療は私の造語なのですが、「社会をみんなで治療し、健康な社会から暮らす人たちが治療される」という状態を意味しています。ふだんの生活の工夫、社会療法(生活療法)とはちょっと意味合いが違います。
図解するとこんな感じ。みんなで社会をよくしておくと、社会が自分